Show Furigana
米中の哨戒機が南シナ海上空で異常接近
2017-02-10 08:13:40

アメリカ太平洋軍司令部の報道官によりますと、南シナ海の公海の上空で8日、アメリカ海軍のP3C哨戒機と中国軍の早期警戒機「空警200」が接近して「危険な状態」が生じたということです。
アメリカ側は「国際法にのっとった通常の任務に就いていた」と説明していて、中国軍機との間でこうした事案が再発しないよう、外交ルートや軍のチャンネルを通じて、中国側と話し合う考えを示しました。
一方、中国共産党の機関紙「人民日報」傘下の新聞「環球時報」の電子版が10日、中国軍関係者の話として伝えたところによりますと、現場はフィリピンと領有権を争うスカボロー礁の付近の上空だったということです。この中国軍関係者は「通常の任務に就いていた中国軍機にアメリカ軍機が接近し、中国側のパイロットは合法的な対応をとった。われわれは、アメリカ軍が米中両軍の大局に立って適切に対応し、偶発的な事件が起きる原因を取り除くよう望む」と述べたということです。
アメリカ側は「国際法にのっとった通常の任務に就いていた」と説明していて、中国軍機との間でこうした事案が再発しないよう、外交ルートや軍のチャンネルを通じて、中国側と話し合う考えを示しました。
一方、中国共産党の機関紙「人民日報」傘下の新聞「環球時報」の電子版が10日、中国軍関係者の話として伝えたところによりますと、現場はフィリピンと領有権を争うスカボロー礁の付近の上空だったということです。この中国軍関係者は「通常の任務に就いていた中国軍機にアメリカ軍機が接近し、中国側のパイロットは合法的な対応をとった。われわれは、アメリカ軍が米中両軍の大局に立って適切に対応し、偶発的な事件が起きる原因を取り除くよう望む」と述べたということです。
ソース:NHK ニュース