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西日本の日本海側中心に大雪 12日にかけ警戒を
2017-02-10 09:42:26

上空の寒気と強い冬型の気圧配置の影響で西日本の日本海側を中心に大雪となっています。これから12日の日曜日にかけては、西日本に加えて東北の日本海側や北陸でも雪が強まり、ところによって吹雪になる見込みで、気象庁は大雪や暴風雪に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、上空に強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まっている影響で、西日本の日本海側を中心に雪が降り続き、大雪となっています。
鳥取市では、この1時間に新たに8センチの雪が積もり、午後6時の積雪は30センチと、平年のおよそ3倍に達しています。このほかの地域の午後6時の積雪は、広島県の庄原市高野で1メートル26センチ、島根県飯南町の赤名で85センチ、兵庫県豊岡市で41センチ、福井県小浜市で39センチなどとなっています。
冬型の気圧配置が続くため、これから12日にかけて西日本の日本海側で断続的に雪が降り、さらに雪の量が増えるおそれがあるほか、東北の日本海側と北陸でも雪が強まり、ところによって吹雪になる見込みです。
11日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、中国地方で80センチ、近畿と東北の日本海側、それに新潟県でいずれも70センチ、北陸で60センチ、東海で50センチ、四国で20センチ、九州で10センチから15センチと予想されています。
また平地の多いところでは、近畿北部で50センチ、中国地方の日本海側で40センチ、中国地方の瀬戸内側と東海で30センチ、近畿中部で20センチ、四国で8センチ、近畿南部と九州南部で5センチ、九州北部で3センチと予想され、ふだん雪があまり降らない西日本の太平洋側などでも大雪のおそれがあります。
その後も雪が降り続き、11日の夕方から12日の夕方にかけては、いずれも山沿いの多いところで、東北で50センチから70センチ、近畿で40センチから60センチ、中国地方と北陸、それに東海で30センチから50センチの雪が降る見込みです。
気象庁は大雪や暴風雪に警戒するとともに、雪崩や落雪などにも十分注意するよう呼びかけています。
鳥取市では、この1時間に新たに8センチの雪が積もり、午後6時の積雪は30センチと、平年のおよそ3倍に達しています。このほかの地域の午後6時の積雪は、広島県の庄原市高野で1メートル26センチ、島根県飯南町の赤名で85センチ、兵庫県豊岡市で41センチ、福井県小浜市で39センチなどとなっています。
冬型の気圧配置が続くため、これから12日にかけて西日本の日本海側で断続的に雪が降り、さらに雪の量が増えるおそれがあるほか、東北の日本海側と北陸でも雪が強まり、ところによって吹雪になる見込みです。
11日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、中国地方で80センチ、近畿と東北の日本海側、それに新潟県でいずれも70センチ、北陸で60センチ、東海で50センチ、四国で20センチ、九州で10センチから15センチと予想されています。
また平地の多いところでは、近畿北部で50センチ、中国地方の日本海側で40センチ、中国地方の瀬戸内側と東海で30センチ、近畿中部で20センチ、四国で8センチ、近畿南部と九州南部で5センチ、九州北部で3センチと予想され、ふだん雪があまり降らない西日本の太平洋側などでも大雪のおそれがあります。
その後も雪が降り続き、11日の夕方から12日の夕方にかけては、いずれも山沿いの多いところで、東北で50センチから70センチ、近畿で40センチから60センチ、中国地方と北陸、それに東海で30センチから50センチの雪が降る見込みです。
気象庁は大雪や暴風雪に警戒するとともに、雪崩や落雪などにも十分注意するよう呼びかけています。
警戒が必要な時間帯の目安
気象庁によりますと、大雪や暴風雪に警戒が必要な時間帯の目安は次のとおりです。
東北では、11日の明け方から昼前まで、暴風雪に警戒が必要です。
関東北部と甲信では、11日夜から12日午前まで、大雪に警戒が必要です。
北陸では、これから11日朝まで、大雪に警戒が必要です。
東海では、これから11日昼前まで、大雪に警戒が必要です。
近畿では、これから12日午後まで、大雪に警戒が必要です。
中国地方では、これから12日午前まで、大雪に警戒が必要です。
東北では、11日の明け方から昼前まで、暴風雪に警戒が必要です。
関東北部と甲信では、11日夜から12日午前まで、大雪に警戒が必要です。
北陸では、これから11日朝まで、大雪に警戒が必要です。
東海では、これから11日昼前まで、大雪に警戒が必要です。
近畿では、これから12日午後まで、大雪に警戒が必要です。
中国地方では、これから12日午前まで、大雪に警戒が必要です。
気象庁 偏西風の蛇行で寒気が流れ込みやすい
気象庁によりますと、西日本と東日本の上空には氷点下39度以下の強い寒気が流れ込み、特に西日本の日本海側には、帯状に発達した雪雲がかかり続け、断続的に雪が降り大雪となっています。
この大雪について気象庁は、上空の偏西風が日本付近で南へ大きく蛇行している影響で北から寒気が流れ込みやすくなっていることが要因の一つだと説明しています。さらに、日本の北の東シベリア付近に勢力の強い高気圧があるため日本付近の気圧配置があまり変わらず、西高東低の強い冬型の気圧配置が持続しやすい状況にあることも要因だとしています。
このため12日の日曜日ごろまで、西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。
この大雪について気象庁は、上空の偏西風が日本付近で南へ大きく蛇行している影響で北から寒気が流れ込みやすくなっていることが要因の一つだと説明しています。さらに、日本の北の東シベリア付近に勢力の強い高気圧があるため日本付近の気圧配置があまり変わらず、西高東低の強い冬型の気圧配置が持続しやすい状況にあることも要因だとしています。
このため12日の日曜日ごろまで、西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。
ソース:NHK ニュース