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警察と神経科医が連携 ストーカー加害者対策を協議
2017-02-13 07:11:49

警察と精神科医が連携してストーカー行為の加害者の治療やカウンセリングにつなげる対策について話し合う初めての会議が警察庁で開かれ、全体の6割を占める治療などの拒否者に対してどう受診を促していくかといった課題について意見が交わされました。
おととし全国の警察に寄せられたストーカー被害の相談や通報は年間で2万件を超えるなど深刻な状況が続いていて、警察庁は今年度からストーカー行為を繰り返す加害者の再発防止策として、加害者に対して精神科医の診断を促し、治療やカウンセリングにつなげる対策を始めています。
13日は、こうした対策の状況について初めて話し合う会議が警察庁で開かれ、全国の警察のストーカー対策の担当者や精神科医などおよそ80人が出席しました。
会議は非公開で行われ、去年4月から12月までに警察が診断を促したケースは全国で293件ありこのうち4分の1に当たる73件が治療などにつながった現状が報告されました。
一方、警察が診断を勧めたものの、加害者が診断を拒否したケースは179件と全体の61%を占めたということで、診断を拒否した人に対してどう治療やカウンセリングを促していくかといった課題について意見が交わされました。
警察庁は13日出された意見を元に被害を防ぐ具体的な対策を進めていくことにしています。
13日は、こうした対策の状況について初めて話し合う会議が警察庁で開かれ、全国の警察のストーカー対策の担当者や精神科医などおよそ80人が出席しました。
会議は非公開で行われ、去年4月から12月までに警察が診断を促したケースは全国で293件ありこのうち4分の1に当たる73件が治療などにつながった現状が報告されました。
一方、警察が診断を勧めたものの、加害者が診断を拒否したケースは179件と全体の61%を占めたということで、診断を拒否した人に対してどう治療やカウンセリングを促していくかといった課題について意見が交わされました。
警察庁は13日出された意見を元に被害を防ぐ具体的な対策を進めていくことにしています。
ソース:NHK ニュース