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フリン大統領補佐官が辞任 トランプ政権に大きな打撃
2017-02-14 07:29:44

アメリカのトランプ政権で安全保障政策を担当するフリン大統領補佐官が、ロシアの駐米大使とロシアへの制裁をめぐって協議したことを認めて辞任しました。トランプ政権にとっては大きな打撃となり、今後の外交・安全保障政策に影響が出るのではないかと懸念する声が出ています。
ホワイトハウスは13日、安全保障政策を担当するフリン大統領補佐官が辞任したことを明らかにしました。
フリン氏は補佐官就任前の去年12月、ロシアの駐米大使と電話で会談し、この中でロシアに対する制裁をめぐって協議したかどうかについて、当初、協議していないと説明していました。しかし、アメリカメディアは、実際には制裁をめぐる協議が行われていたと伝えていました。
フリン氏は、公表された辞表の中で、「私はロシアの駐米大使との電話会談について、軽率にも不完全な情報をペンス副大統領などに報告した。私はトランプ大統領とペンス副大統領に謝罪し、大統領らも受け入れた」と辞任の理由を説明しています。
これを受けて、トランプ大統領は安全保障政策担当の大統領補佐官代行に退役軍人のケロッグ氏を指名しました。
アメリカのメディアは、フリン氏の後任として、ペトレアス元CIA=中央情報局長官らが浮上していると伝えています。
フリン氏は、国防情報局の長官も務めたアメリカ陸軍の退役中将で、去年の大統領選挙では早くからトランプ氏を支持し、側近の1人とされ、日米首脳会談などにも同席していました。
アメリカのメディアも「トランプ大統領に最も長く仕えてきた最側近の辞任によって、激震が走っている」と伝えるなど、政権発足からわずか3週間余りで大統領の側近が辞任したことは、トランプ政権にとって大きな打撃となり、今後の外交・安全保障政策に影響が出るのではないかと懸念する声が出ています。
フリン氏は補佐官就任前の去年12月、ロシアの駐米大使と電話で会談し、この中でロシアに対する制裁をめぐって協議したかどうかについて、当初、協議していないと説明していました。しかし、アメリカメディアは、実際には制裁をめぐる協議が行われていたと伝えていました。
フリン氏は、公表された辞表の中で、「私はロシアの駐米大使との電話会談について、軽率にも不完全な情報をペンス副大統領などに報告した。私はトランプ大統領とペンス副大統領に謝罪し、大統領らも受け入れた」と辞任の理由を説明しています。
これを受けて、トランプ大統領は安全保障政策担当の大統領補佐官代行に退役軍人のケロッグ氏を指名しました。
アメリカのメディアは、フリン氏の後任として、ペトレアス元CIA=中央情報局長官らが浮上していると伝えています。
フリン氏は、国防情報局の長官も務めたアメリカ陸軍の退役中将で、去年の大統領選挙では早くからトランプ氏を支持し、側近の1人とされ、日米首脳会談などにも同席していました。
アメリカのメディアも「トランプ大統領に最も長く仕えてきた最側近の辞任によって、激震が走っている」と伝えるなど、政権発足からわずか3週間余りで大統領の側近が辞任したことは、トランプ政権にとって大きな打撃となり、今後の外交・安全保障政策に影響が出るのではないかと懸念する声が出ています。
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ソース:NHK ニュース