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商品に電子タグ コンビニでレジ省力化の実証実験
2017-02-14 21:57:59

コンビニ業界で人手不足が深刻になる中、ローソンは、レジでの作業を省力化するため、無線機能がついた電子タグを商品に取り付け、かごに入れたまま複数の商品を同時に会計できるシステムの実証実験を行っています。
この実験は、ローソンとパナソニックが共同で行っています。
実験が行われている大阪・守口市の店舗では、商品の1つ1つに、RFIDと呼ばれる電子タグがつけられています。
レジでは、電子タグについた無線機能を使って、かごに入れたまま、複数の商品の会計を同時に済ますことができるほか、袋詰めも自動で行います。
会社側によりますと、これまでのバーコードを読み取るレジの場合、会計には平均で50秒程度かかっていましたが、今回の実験では、10秒程度短縮できているということです。
この会社では、量産化で電子タグの値下がりが進めば、2025年までにも電子タグを利用したシステムの導入を目指していて、将来は無人のレジも検討したいとしています。
ローソンの秦野芳宏部長は「店舗の現場からは、人手不足が厳しいという声が多くあがっていて、新しい技術をいかして解決していきたい。人の接客も残るがオフィスなどでは機械による無人サービスが求められるかもしれないです」と話していました。
実験が行われている大阪・守口市の店舗では、商品の1つ1つに、RFIDと呼ばれる電子タグがつけられています。
レジでは、電子タグについた無線機能を使って、かごに入れたまま、複数の商品の会計を同時に済ますことができるほか、袋詰めも自動で行います。
会社側によりますと、これまでのバーコードを読み取るレジの場合、会計には平均で50秒程度かかっていましたが、今回の実験では、10秒程度短縮できているということです。
この会社では、量産化で電子タグの値下がりが進めば、2025年までにも電子タグを利用したシステムの導入を目指していて、将来は無人のレジも検討したいとしています。
ローソンの秦野芳宏部長は「店舗の現場からは、人手不足が厳しいという声が多くあがっていて、新しい技術をいかして解決していきたい。人の接客も残るがオフィスなどでは機械による無人サービスが求められるかもしれないです」と話していました。
電子タグ 衣料品店などで導入進む
商品管理などの効率を大きくあげることが期待できる電子タグ、RFIDはすでに衣料品店などでは導入が始まっています。
このうち、全国でおよそ150店のアパレルショップを運営するビームスは、2年前、物流センターにこの電子タグを導入しました。
導入前、物流センターではバーコードがついたタグを取り出し、端末で商品情報を読み込んだ上で各店舗に出荷していました。
それが、電子タグの導入後には商品を端末にかざすだけで、無線機能をつかって必要な情報を読み込むことができるようになりました。
タグを取り出す必要がないため、時間当たりの作業量が2倍になったほか、一部のラインでは無人化も実現したということです。
この会社では、今月中にも、全国のすべての店舗に電子タグから情報を読み込む端末を配備し、在庫管理や会計を効率化させる一方で接客に充てる店員を増やすことにしています。
ビームスホールディングスの竹川誠さんは「人手不足が深刻化する中、機械による効率化が必要で今後はRFIDを使った全自動物流センターも検討していきたい」と話していました。
このほか、ファーストリテイリングが運営する衣料品専門店ジーユーのおよそ20店では、電子タグを使った無人レジなどが実験的に導入されています。
経済産業省によりますと、電子タグは現在1枚当たり10円から数十円ほどということです。
このため、今後、商品の価格が安いコンビニやスーパーなどでの本格的な導入に向けては、量産が進み、電子タグの値下げが進むのかが課題となっています。
このうち、全国でおよそ150店のアパレルショップを運営するビームスは、2年前、物流センターにこの電子タグを導入しました。
導入前、物流センターではバーコードがついたタグを取り出し、端末で商品情報を読み込んだ上で各店舗に出荷していました。
それが、電子タグの導入後には商品を端末にかざすだけで、無線機能をつかって必要な情報を読み込むことができるようになりました。
タグを取り出す必要がないため、時間当たりの作業量が2倍になったほか、一部のラインでは無人化も実現したということです。
この会社では、今月中にも、全国のすべての店舗に電子タグから情報を読み込む端末を配備し、在庫管理や会計を効率化させる一方で接客に充てる店員を増やすことにしています。
ビームスホールディングスの竹川誠さんは「人手不足が深刻化する中、機械による効率化が必要で今後はRFIDを使った全自動物流センターも検討していきたい」と話していました。
このほか、ファーストリテイリングが運営する衣料品専門店ジーユーのおよそ20店では、電子タグを使った無人レジなどが実験的に導入されています。
経済産業省によりますと、電子タグは現在1枚当たり10円から数十円ほどということです。
このため、今後、商品の価格が安いコンビニやスーパーなどでの本格的な導入に向けては、量産が進み、電子タグの値下げが進むのかが課題となっています。
ソース:NHK ニュース