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がん患者かんじゃ全体ぜんたいいちぜろねん生存せいぞんりつはち

2017-02-15 19:15:03

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国立こくりつがん研究けんきゅうセンターの研究けんきゅうはんは、全国ぜんこくよんまんぜろぜろぜろにん患者かんじゃのデータをもとに、がん患者かんじゃ全体ぜんたいいちぜろねん生存せいぞんりつはち%だったとする調査ちょうさ結果けっか公表こうひょうしました。
これは国立こくりつがん研究けんきゅうセンターの研究けんきゅうはんが、去年きょねんから毎年まいとし公表こうひょうしているもので、ことしは、平成へいせいいちねんまでのよん年間ねんかん全国ぜんこくのがん専門せんもん病院びょういんなどぜろ医療いりょう機関きかんで、がんと診断しんだんされた患者かんじゃよんまんぜろぜろぜろにんのデータをもとに、いちはち種類しゅるいのがんについて診断しんだんからいちぜろねん相対そうたい生存せいぞんりつをまとめました。

その結果けっか、がん患者かんじゃ全体ぜんたいいちぜろねん相対そうたい生存せいぞんりつは、はち%でした。

部位ぶいべつにみますと、がんは、ろくななさん%、大腸だいちょうがんはろくきゅう%で、それぞれねん相対そうたい生存せいぞんりつくらべ、ななポイントとなないちポイントひくくなっていました。

一方いっぽう肝臓かんぞうがんのいちぜろねん相対そうたい生存せいぞんりついちろくよん%、はいがんは、さんろく%、にゅうがんは、はちいちなな%で、それぞれねん相対そうたい生存せいぞんりつくらべ、いちきゅうはちポイント、いちいちポイント、いちいちきゅうポイント低下ていかしていて、がんなどにくらはばがよりおおきくなっています。

結果けっかは、インターネットじょうでも公開こうかいされていて、がんの種類しゅるい進行しんこう年齢ねんれい、それにけた治療ちりょう内容ないようなどをえらぶと時間じかんがたつごとに生存せいぞんりつがどう変化へんかしていくかが調しらべられるようになっています。

分析ぶんせきおこなった群馬ぐんまけん衛生えいせい環境かんきょう研究所けんきゅうじょ猿木さるぎ信裕のぶひろ所長しょちょうは「単純たんじゅんたかいかひくいかだけではなく、診断しんだんからねんぎて生存せいぞんりつ顕著けんちょがるのは、どういったがんなのかもデータからわかる。医療いりょう機関きかん患者かんじゃさんには、治療ちりょうのフォローをかんがえるさいなどに参考さんこうにしてほしい」とはなしています。

※データが公表こうひょうされている全国ぜんこくがん(成人せいじんびょう)センター協議きょうぎかいのサイトURL
http://www.zengankyo.ncc.go.jp/
ソース:NHK ニュース