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五輪の施設整備費 東京都以外は「437億円」と試算
2017-02-17 03:37:06

2020年東京オリンピック・パラリンピックで、競技会場のある6つの道と県の施設の整備費について、大会の組織委員会が437億円に上ると試算していることが、関係者への取材でわかりました。組織委員会は「関係者で合意したものではなく、確定的な数字ではない」としています。
3年後の東京大会で、東京都以外の6つの道と県の施設の整備費については、東京都、組織委員会、関係自治体などでつくる作業チームが先月から運営や警備などの検討を進めています。
この中で、組織委員会がこれらの施設の整備費について、合わせて437億円に上ると試算していることが、関係者への取材でわかりました。
これについて組織委員会は、「仮の数字を示しているのは事実だが、関係者で合意したものではなく、確定の数字ではない」としています。
施設の整備費をめぐっては、招致段階では組織委員会が仮設施設について全額を負担する計画でしたが、去年12月に組織委員会から、国や東京都に加え、競技会場のある自治体で負担する案を示し、反発の声が上がっています。
組織委員会などでは来月末までに施設の整備費の分担の在り方について一定の結論を出したいとしていますが、協議が難航することも予想されます。
この中で、組織委員会がこれらの施設の整備費について、合わせて437億円に上ると試算していることが、関係者への取材でわかりました。
これについて組織委員会は、「仮の数字を示しているのは事実だが、関係者で合意したものではなく、確定の数字ではない」としています。
施設の整備費をめぐっては、招致段階では組織委員会が仮設施設について全額を負担する計画でしたが、去年12月に組織委員会から、国や東京都に加え、競技会場のある自治体で負担する案を示し、反発の声が上がっています。
組織委員会などでは来月末までに施設の整備費の分担の在り方について一定の結論を出したいとしていますが、協議が難航することも予想されます。
437億円の内訳
東京都以外の競技会場のある6つの道と県の施設の整備費について、組織委員会は現時点で437億円余りに上ると試算しています。
内訳は北海道がサッカーの札幌ドームで26億9000万円、宮城県がサッカーの宮城スタジアムで27億4000万円としています。
埼玉県はサッカーの埼玉スタジアムで29億円、バスケットボールのさいたまスーパーアリーナで29億4000万円、ゴルフの霞ヶ関カンツリー倶楽部で39億5000万円、射撃の陸上自衛隊朝霞訓練場で88億7000万円としています。
千葉県はレスリングなどの幕張メッセで73億3000万円、神奈川県はサッカーの横浜国際総合競技場で25億4000万円、セーリングの江の島ヨットハーバーで28億8000万円としています。
静岡県は自転車の伊豆ベロドロームと伊豆マウンテンバイクコースで合わせて69億円としています。
一方、東京オリンピックで「追加種目」として実施されるサーフィンの千葉県の釣ヶ崎海岸サーフィン会場と野球・ソフトボールの横浜スタジアムは、組織委員会の関係者によりますと「大会を開くのに何が必要かをこれから作り上げないといけない」として、現時点の試算には含まれていません。
内訳は北海道がサッカーの札幌ドームで26億9000万円、宮城県がサッカーの宮城スタジアムで27億4000万円としています。
埼玉県はサッカーの埼玉スタジアムで29億円、バスケットボールのさいたまスーパーアリーナで29億4000万円、ゴルフの霞ヶ関カンツリー倶楽部で39億5000万円、射撃の陸上自衛隊朝霞訓練場で88億7000万円としています。
千葉県はレスリングなどの幕張メッセで73億3000万円、神奈川県はサッカーの横浜国際総合競技場で25億4000万円、セーリングの江の島ヨットハーバーで28億8000万円としています。
静岡県は自転車の伊豆ベロドロームと伊豆マウンテンバイクコースで合わせて69億円としています。
一方、東京オリンピックで「追加種目」として実施されるサーフィンの千葉県の釣ヶ崎海岸サーフィン会場と野球・ソフトボールの横浜スタジアムは、組織委員会の関係者によりますと「大会を開くのに何が必要かをこれから作り上げないといけない」として、現時点の試算には含まれていません。
ソース:NHK ニュース