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いぬのストレス測定そくていするセンサーを開発かいはつ

2017-02-18 07:34:25

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取り付とりつけたりはずしたりすることが可能かのうなセンサーを使つかい、ペットのいぬかんじるストレスなどをることができる技術ぎじゅつを、大阪おおさか府立ふりつ大学だいがくなどの研究けんきゅうグループが開発かいはつしました。
開発かいはつおこなったのは、大阪おおさか府立ふりつ大学だいがく獣医じゅうい臨床りんしょうセンターの島村しまむら俊介しゅんすけじゅん教授きょうじゅ大手おおて電機でんきメーカー、シャープなどのグループです。このグループは、ペットのいぬかんじるストレスなどを方法ほうほうについて研究けんきゅうすすめています。

ストレスなどの指標しひょうについて、ひと場合ばあい心拍しんぱく変化へんか測定そくていする方法ほうほうられていますが、いぬはふだんから心拍しんぱく変化へんかおおきいため、指標しひょうとすることがむずかしいとされています。

このため、グループでは、いぬからだ取り付とりつけたりはずしたりすることが可能かのう心電図しんでんず測定そくていするセンサーを開発かいはつして心電図しんでんずのデータをあつめ、心拍しんぱく間隔かんかくのわずかな変化へんか測定そくていしました。そして、誤差ごさらすため、特殊とくしゅ解析かいせきおこなったところ、いぬ緊張きんちょうしているかリラックスしているかなど、正確せいかく評価ひょうかができるようになったということです。グループでは、このセンサーをすうねん以内いない実用じつようしたいとしています。

開発かいはつした島村しまむらじゅん教授きょうじゅは「このセンサーを使つかえば、いぬ飼い主かいぬしのコミュニケーションがよりふかまるだけでなく、いぬ病気びょうきのサインをいち早いちはやることができる。さらに改良かいりょうつづけたい」とはなしています。
ソース:NHK ニュース