Show Furigana
福を呼ぶとされる「宝木」を奪い合う祭り 岡山
2017-02-18 19:33:58

締め込み姿の男たちが「福男」になることを目指し、福を呼ぶとされる木、「宝木(しんぎ)」を奪い合う、いわゆる「はだか祭り」が18日夜、岡山市で行われました。
岡山市東区の西大寺観音院に伝わる「西大寺の会陽(えよう)」、いわゆる「はだか祭り」は、およそ500年前から続くとされ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
締め込み姿の男たちが、本堂の窓から投げ落とされる福を呼ぶとされる木、宝木を奪い合い、寺の外に持ち出した人が福男になります。
18日夜は厳しい寒さの中、主催者の発表でおよそ1万人が参加し、男たちは「わっしょい、わっしょい」と、掛け声を掛けながら寺の境内に入りました。
本堂は身動きができないほど男たちでひしめき合い、1時間以上前から両手を上に伸ばして宝木が投げ落とされるのを待ちました。そして、午後10時に照明が消され、2本の宝木が投げ落とされると激しい奪い合いが始まり、境内には幾重もの人だかりができました。
ことし福男になったのは、岡山市を中心とした、いずれも3人組の2つのグループでした。
このうち、岡山市東区の公務員、小倉晴生さん(37)は「宝木を手にしたときは舞い上がりましたが、仲間が落ち着けと言ってくれて、持ち出すことができ、すがすがしい気持ちです。みんなが健康に過ごせる1年になればと思います」と話していました。
締め込み姿の男たちが、本堂の窓から投げ落とされる福を呼ぶとされる木、宝木を奪い合い、寺の外に持ち出した人が福男になります。
18日夜は厳しい寒さの中、主催者の発表でおよそ1万人が参加し、男たちは「わっしょい、わっしょい」と、掛け声を掛けながら寺の境内に入りました。
本堂は身動きができないほど男たちでひしめき合い、1時間以上前から両手を上に伸ばして宝木が投げ落とされるのを待ちました。そして、午後10時に照明が消され、2本の宝木が投げ落とされると激しい奪い合いが始まり、境内には幾重もの人だかりができました。
ことし福男になったのは、岡山市を中心とした、いずれも3人組の2つのグループでした。
このうち、岡山市東区の公務員、小倉晴生さん(37)は「宝木を手にしたときは舞い上がりましたが、仲間が落ち着けと言ってくれて、持ち出すことができ、すがすがしい気持ちです。みんなが健康に過ごせる1年になればと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース