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アスクル倉庫火災 再び爆発 消火活動難航
2017-02-20 07:46:35

オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、出火から4日がたちました。20日からは消防隊員が倉庫内に入って消火活動を行っていますが、午後に再び小さな爆発が起きたうえ、保管されているコピー用品など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。
埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の3階建ての物流倉庫で起きた火災は、今月16日の出火から4日がたちました。
消防によりますと、のべ床面積およそ7万2000平方メートルのうち、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けたということです。
消防が、20日朝、倉庫内を調べたところ、火は上がっていませんが、2階と3階のところどころで白煙が上がっていて、消防隊員が空気を補給できる特殊な機材を持ち込んで消火作業にあたっていました。
しかし、午後1時前に3階の南東側で再び小さな爆発が起き、消防隊員が一時、外に避難しました。さらに倉庫内は広く、保管されていたコピー用紙など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。
消防は、引き続き安全を確認しながら慎重に消火活動を続けています。
消防によりますと、のべ床面積およそ7万2000平方メートルのうち、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けたということです。
消防が、20日朝、倉庫内を調べたところ、火は上がっていませんが、2階と3階のところどころで白煙が上がっていて、消防隊員が空気を補給できる特殊な機材を持ち込んで消火作業にあたっていました。
しかし、午後1時前に3階の南東側で再び小さな爆発が起き、消防隊員が一時、外に避難しました。さらに倉庫内は広く、保管されていたコピー用紙など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。
消防は、引き続き安全を確認しながら慎重に消火活動を続けています。
倉庫内部の状況は
アスクルによりますと、火災が起きた倉庫は3階建てで、延べ床面積はおよそ7万2000平方メートルあり、コピー用紙や文房具など、およそ7万種類の商品を保管していたということです。1階に通用口があり、トラックが商品の積み込みなどを行うスペースが広く取られていて、商品の大半は2階と3階に保管されていました。
消防が火災を覚知したのは、今月16日の午前9時すぎで、「1階の段ボールから火が出た」という通報でした。消防によりますと、消火活動が始まったあと、早い段階で1階と2階の天井の一部が崩れ落ち、火は建物全体に燃え広がりました。さらに、屋上に敷き詰められていたソーラーパネルにも引火したということです。
消火活動は、2階と3階に窓がほとんどないことから、外からしか放水できず、難航しています。
消防は、火災の翌日から、重機で2階と3階に穴を開けて、内部への放水を始めました。そして、18日の夜には、いったん2階部分の火を消し止めることができたということです。
しかし、19日の午前0時13分と15分に、3階の南東部分で、保管されていたスプレー缶に引火したと見られる2度の爆発があり、再び火が強まりました。その結果、これまでに全体の6割以上にあたる、4万5000平方メートルが焼けたということです。
消火活動が長期化している理由について、消防は、建物の2階と3階には窓がほとんどなく、外からの放水が難しく、屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると、消防隊員が感電するおそれがあるため、直接、放水することができませんでした。さらに建物の中の温度が一時、500度に達し、熱で壁がゆがむなど倒壊のおそれもあり、慎重に活動する必要があったとしています。
消防が火災を覚知したのは、今月16日の午前9時すぎで、「1階の段ボールから火が出た」という通報でした。消防によりますと、消火活動が始まったあと、早い段階で1階と2階の天井の一部が崩れ落ち、火は建物全体に燃え広がりました。さらに、屋上に敷き詰められていたソーラーパネルにも引火したということです。
消火活動は、2階と3階に窓がほとんどないことから、外からしか放水できず、難航しています。
消防は、火災の翌日から、重機で2階と3階に穴を開けて、内部への放水を始めました。そして、18日の夜には、いったん2階部分の火を消し止めることができたということです。
しかし、19日の午前0時13分と15分に、3階の南東部分で、保管されていたスプレー缶に引火したと見られる2度の爆発があり、再び火が強まりました。その結果、これまでに全体の6割以上にあたる、4万5000平方メートルが焼けたということです。
消火活動が長期化している理由について、消防は、建物の2階と3階には窓がほとんどなく、外からの放水が難しく、屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると、消防隊員が感電するおそれがあるため、直接、放水することができませんでした。さらに建物の中の温度が一時、500度に達し、熱で壁がゆがむなど倒壊のおそれもあり、慎重に活動する必要があったとしています。
ソース:NHK ニュース