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ジョンナム氏殺害 何らかの毒物使われた見方強まる
2017-02-21 20:04:45

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏がマレーシアで殺害された事件で、地元メディアによりますと、拘束された2人の女はクリームのようなものをジョンナム氏に塗りつけたあと、手が痛くなったり、気分が悪くなったりしたと供述しているということで、殺害には、何らかの毒物が使われたという見方が強まっています。
この事件で、マレーシアの警察は事件に関与したとしてインドネシア人とベトナム人の2人の女と北朝鮮国籍の男1人を拘束するとともに、国外に逃亡した北朝鮮国籍の4人の容疑者の男を特定し、行方を捜査しています。
地元の中国語の新聞「中国報」によりますと、女らは警察の調べに対し、男らからもらったクリームのようなものをジョンナム氏に塗りつけたあと、手を洗ったものの焼けるような痛みが出たと供述しているということです。
また、ベトナム人の女は、空港からタクシーに乗ったあとも気分が悪く、滞在先のホテルで寝込んだと話しているということです。
さらに、中国報は北朝鮮国籍の4人の男が、北朝鮮による犯行を隠す目的のほかにも、致死性の高い毒物の危険にみずからをさらさないため、2人の女を利用したという警察の見方を伝えています。
マレーシアの保健省の当局者は、21日の記者会見で、ジョンナム氏の死因は特定されていないものの目立った外傷はないと明らかにしたことから、殺害には何らかの毒物が使われたという見方が強まっています。
地元の中国語の新聞「中国報」によりますと、女らは警察の調べに対し、男らからもらったクリームのようなものをジョンナム氏に塗りつけたあと、手を洗ったものの焼けるような痛みが出たと供述しているということです。
また、ベトナム人の女は、空港からタクシーに乗ったあとも気分が悪く、滞在先のホテルで寝込んだと話しているということです。
さらに、中国報は北朝鮮国籍の4人の男が、北朝鮮による犯行を隠す目的のほかにも、致死性の高い毒物の危険にみずからをさらさないため、2人の女を利用したという警察の見方を伝えています。
マレーシアの保健省の当局者は、21日の記者会見で、ジョンナム氏の死因は特定されていないものの目立った外傷はないと明らかにしたことから、殺害には何らかの毒物が使われたという見方が強まっています。
マレーシア首相「北朝鮮の大使の発言は無礼」
ソース:NHK ニュース