富士通ふじつう 働はたらき方かた改革かいかくでテレワークを全面ぜんめん導入どうにゅうへ

大手おおて電機でんきメーカーの富士通ふじつうは、働はたらき方かた改革かいかくの一環いっかんとして、自宅じたくなどで仕事しごとをするテレワークの対象たいしょう者しゃを本社ほんしゃの全ぜん社員しゃいんとし、何なん回かいでも利用りようできる形かたちで、全面ぜんめん的てきに導入どうにゅうすると発表はっぴょうしました。

テレワークは、職場しょくばに出勤しゅっきんせずに自宅じたくなどで仕事しごとをする働はたらき方かたで、働はたらきながら介護かいごや育児いくじをしたり、通勤つうきんの時間じかんをなくすことで負担ふたんを減へらしたりできる多様たような働はたらき方かたとして、政府せいふも企業きぎょうに導入どうにゅうを促うながしています。

富士通ふじつうが再来月さらいげつ導入どうにゅうする制度せいどは、本社ほんしゃのおよそ３さん万まん５ご０ぜろ０ぜろ０ぜろ人にんの全ぜん社員しゃいんが対象たいしょうで、上司じょうしの許可きょかがあれば何なん回かいでも利用りようできるほか、勤務きんむする場所ばしょは自宅じたくに限かぎらず、どこでもよいということです。

この会社かいしゃは、制度せいどの導入どうにゅうに合あわせて新あらたなシステムをつくり、例たとえば、上司じょうしに申請しんせいをしていない残業ざんぎょうを行おこなおうとした場合ばあい、パソコンが自動じどうでシャットダウンする機能きのうもつけたということです。

本社ほんしゃの全ぜん社員しゃいんを対象たいしょうにしたテレワークは、日産にっさん自動車じどうしゃやヤフーなども導入どうにゅうしていますが、富士通ふじつうによりますと、回数かいすうの制限せいげんを設もうけない全面ぜんめん的てきな導入どうにゅうは、日本にっぽんの大手おおて企業きぎょうでは珍めずらしいということです。

林はやし博司ひろし人事じんじ本部ほんぶ長ちょうは「紙かみを使つかわずにＩあいＴてぃ-技術ぎじゅつを活用かつようして制度せいどを運用うんようすることで、社員しゃいんの利便りべん性せいを高たかめた。仕事しごとの生産せいさん性せいを改善かいぜんしてワークライフバランスも重視じゅうしした働はたらき方かたを実現じつげんしたい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース