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びわ湖毎日マラソン 佐々木悟が日本勢トップの4位
2017-03-05 06:00:34

大会には、国内外からおよそ250人の選手が出場し、大津市の皇子山陸上競技場をスタートして、びわ湖沿いなどを走るコースで行われました。日本からは、去年のリオデジャネイロオリンピックに出場した佐々木選手や石川末廣選手、それに、箱根駅伝で活躍した青山学院大の一色恭志選手などが出場しました。
レースは、序盤日本の有力選手と外国勢が集団を作って引っ張りますが、15キロすぎに一色選手が遅れだし、折り返し地点では、佐々木選手も腹痛で遅れました。
しかし佐々木選手は、その後も粘りの走りを見せて、35キロすぎに日本勢トップに立ち、2時間10分10秒でフィニッシュして4位に入りました。5日で、世界選手権の男子マラソンの選考レースは、すべて終わりましたが、佐々木選手のタイムは、これまで行われた3つのレースの日本勢トップには及ばず、代表入りは厳しい状況です。
このほか松村康平選手が5位、石川選手は6位、注目された一色選手は、30キロすぎに棄権しました。
優勝は、ケニアのエゼキエル・キプトー・チェビー選手で、2時間9分6秒でした。
世界選手権の代表は、今月17日に開かれる日本陸上競技連盟の理事会で決まります。
レースは、序盤日本の有力選手と外国勢が集団を作って引っ張りますが、15キロすぎに一色選手が遅れだし、折り返し地点では、佐々木選手も腹痛で遅れました。
しかし佐々木選手は、その後も粘りの走りを見せて、35キロすぎに日本勢トップに立ち、2時間10分10秒でフィニッシュして4位に入りました。5日で、世界選手権の男子マラソンの選考レースは、すべて終わりましたが、佐々木選手のタイムは、これまで行われた3つのレースの日本勢トップには及ばず、代表入りは厳しい状況です。
このほか松村康平選手が5位、石川選手は6位、注目された一色選手は、30キロすぎに棄権しました。
優勝は、ケニアのエゼキエル・キプトー・チェビー選手で、2時間9分6秒でした。
世界選手権の代表は、今月17日に開かれる日本陸上競技連盟の理事会で決まります。
佐々木「全く話にならない」
日本選手トップの4位だった佐々木悟選手は、2時間10分10秒というタイムについて、「全く話にならないし、悔しいとしか言えない。前を走っていたランナーがたまたま落ちてきて日本選手トップになっただけで、うれしい気持ちにはなれない」と厳しい表情で話しました。
そのうえで、「前半はいいリズムで走ることができたが、17キロか18キロ地点で腹の調子がよくないとわかった。25キロすぎにようやくよくなったが、このままでは終われないので、前を追うことだけを考えて走った。悪いなりにまとめられたが、タイムがついてこず、本当に残念だ」とレースを振り返りました。
そのうえで、「前半はいいリズムで走ることができたが、17キロか18キロ地点で腹の調子がよくないとわかった。25キロすぎにようやくよくなったが、このままでは終われないので、前を追うことだけを考えて走った。悪いなりにまとめられたが、タイムがついてこず、本当に残念だ」とレースを振り返りました。
瀬古さん「ショックが大きい」
日本陸上競技連盟の理事で、マラソンと長距離の強化リーダーを務める瀬古利彦さんは、レース後に記者会見し、「コンディションがいい中、2時間7分台、8分台の記録が出るのではないかと思ったが残念でショックが大きい」と振り返りました。
そのうえで、個別の選手の走りにも触れ、「期待した若手のうち、一色選手は棄権で村澤選手は後半ダウンした。佐々木選手も途中、腹痛があったということだがそうなってはいけないし、オリンピックのリベンジという意味でもさみしい。このコンディションでなぜ走れないのか、一度、機会を設けて選手に聞いてみたい」と残念そうに話し、5日のレースから世界選手権の代表を選ぶことは厳しいという認識を示しました。
そのうえで、個別の選手の走りにも触れ、「期待した若手のうち、一色選手は棄権で村澤選手は後半ダウンした。佐々木選手も途中、腹痛があったということだがそうなってはいけないし、オリンピックのリベンジという意味でもさみしい。このコンディションでなぜ走れないのか、一度、機会を設けて選手に聞いてみたい」と残念そうに話し、5日のレースから世界選手権の代表を選ぶことは厳しいという認識を示しました。
ソース:NHK ニュース