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北朝鮮弾道ミサイル 船舶などの被害情報確認されず
2017-03-06 02:06:34

6日朝、北朝鮮の西岸から弾道ミサイル4発が発射され、およそ1000キロ飛んで、このうち3発が日本海の日本の排他的経済水域の中に落下したと推定されています。船舶や航空機などに被害の情報は確認されておらず、防衛省が詳しく分析を進めています。
防衛省によりますと、6日午前7時34分ごろ、北朝鮮西岸のトンチャンリ(東倉里)付近から弾道ミサイル4発が東に向けて、ほぼ同時に発射されました。
いずれもおよそ1000キロ飛んで、秋田県の男鹿半島の西およそ300キロから350キロの日本海に落下し、このうち3発が日本の排他的経済水域の中に落下したと推定されるということです。
また防衛省関係者によりますと、4発の弾道ミサイルは、いずれも高度がおよそ270キロと推定され、特異な高さには至っていないということです。また4発とも発射からおよそ10分後に日本海に落下したということです。
これまでのところ、船舶や航空機などへの被害の情報は確認されていないということで、海上保安庁は、付近を航行する船舶に対して今後の情報に注意するとともに、落下物を発見した場合は近づかないよう呼びかけています。
また、水産庁が秋田県などを通じて確認したところ、操業中している漁船の被害の情報はこれまでにないということです。
防衛省は、ミサイルが落下したと推定される海域に航空機を出して破片などがないか捜索を進めているほか、今回の発射について詳しく分析を進めています。
いずれもおよそ1000キロ飛んで、秋田県の男鹿半島の西およそ300キロから350キロの日本海に落下し、このうち3発が日本の排他的経済水域の中に落下したと推定されるということです。
また防衛省関係者によりますと、4発の弾道ミサイルは、いずれも高度がおよそ270キロと推定され、特異な高さには至っていないということです。また4発とも発射からおよそ10分後に日本海に落下したということです。
これまでのところ、船舶や航空機などへの被害の情報は確認されていないということで、海上保安庁は、付近を航行する船舶に対して今後の情報に注意するとともに、落下物を発見した場合は近づかないよう呼びかけています。
また、水産庁が秋田県などを通じて確認したところ、操業中している漁船の被害の情報はこれまでにないということです。
防衛省は、ミサイルが落下したと推定される海域に航空機を出して破片などがないか捜索を進めているほか、今回の発射について詳しく分析を進めています。
ミサイル 移動式発射台使用か
政府関係者によりますと、今回の弾道ミサイル発射は、移動式の発射台を使って発射された可能性があるということです。
北朝鮮は、去年、合わせて20発余りの弾道ミサイルを発射していますが、政府関係者によりますと、発射の兆候を事前に把握することがより困難な移動式の発射台や、潜水艦からの発射をくり返していると分析しています。
政府は、今回の弾道ミサイル発射についても、アメリカや韓国と連携するなどして情報を収集し、ミサイルの種類などの詳しい分析を進めることにしています。
北朝鮮は、去年、合わせて20発余りの弾道ミサイルを発射していますが、政府関係者によりますと、発射の兆候を事前に把握することがより困難な移動式の発射台や、潜水艦からの発射をくり返していると分析しています。
政府は、今回の弾道ミサイル発射についても、アメリカや韓国と連携するなどして情報を収集し、ミサイルの種類などの詳しい分析を進めることにしています。
ミサイルは高度270キロと推定
防衛省関係者によりますと、北朝鮮から発射された4発の弾道ミサイルは、いずれも高度がおよそ270キロと推定されるということです。
北朝鮮が去年6月に、ムスダンと見られる中距離弾道ミサイルを発射した際は、高度が1000キロ以上に達し、通常より角度を高くして高い高度まで打ち上げるロフテッド軌道で発射したと見られていますが、今回は特異な高度まで飛ぶような状況は確認されていないということです。
北朝鮮が去年6月に、ムスダンと見られる中距離弾道ミサイルを発射した際は、高度が1000キロ以上に達し、通常より角度を高くして高い高度まで打ち上げるロフテッド軌道で発射したと見られていますが、今回は特異な高度まで飛ぶような状況は確認されていないということです。
ソース:NHK ニュース