北朝鮮きたちょうせんのミサイル 軍縮ぐんしゅく会議かいぎで非難ひなん相次あいつぐ

北朝鮮きたちょうせんが６ろく日にち、弾道だんどうミサイルを発射はっしゃしたことについて、スイスで開ひらかれている軍縮ぐんしゅく会議かいぎで、日本にっぽんやアメリカ、韓国かんこくなど各国かっこくから非難ひなんが相次あいついだのに対にたいし、北朝鮮きたちょうせんは「核かく能力のうりょくを高たかめる決意けついに変かわりはない」と主張しゅちょうしました。

多国たこく間かんで軍縮ぐんしゅくの交渉こうしょうにあたるジュネーブ軍縮ぐんしゅく会議かいぎが７なな日にち、開ひらかれました。

この中なかで北朝鮮きたちょうせんがおととい、弾道だんどうミサイル４よん発はつを発射はっしゃしたことについて、日本にっぽんの高こう見澤みさわ軍縮ぐんしゅく大使たいしが「日本にっぽんをはじめ地域ちいきの安全あんぜん保障ほしょうに対にたいする明あきらかな挑発ちょうはつ行為こういで、断だんじて容認ようにんできない」などと強つよく非難ひなんしました。また、韓国かんこくの代表だいひょうが「北きたが予測よそく不能ふのうで、好戦こうせん的てきであることを改あらためて示しめした。非難ひなんするだけでは足たりず制裁せいさいの実行じっこうを徹底てっていすべきだ」と強調きょうちょうしたほか、アメリカの代表だいひょうも「北朝鮮きたちょうせんは再ふたたび、国際こくさい社会しゃかいの意思いしを無視むしした」と述のべるなど、各国かっこくから非難ひなんが相次あいつぎました。

これに対にたいし北朝鮮きたちょうせんの代表だいひょうは、アメリカ軍ぐんと韓国かんこく軍ぐんが行おこなっている合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅうを非難ひなんしたうえで、「核かく能力のうりょくを高たかめるという、われわれの決意けついに変かわりはない」と主張しゅちょうしました。

一方いっぽう、マレーシアの代表だいひょうは、北朝鮮きたちょうせんのキム・ジョンウン（金きむ正ただし恩おん）朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう委員いいん長ちょうの兄あに、キム・ジョンナム（金きむ正男まさお）氏しが殺害さつがいされた事件じけんで、猛毒もうどくのＶＸが使つかわれたことを取り上とりあげ、「化学かがく兵器へいきが公共こうきょうの場ばで使つかわれたことを強つよく非難ひなんする」と述のべ、国連こくれんなどと緊密きんみつに連携れんけいして責任せきにんを追及ついきゅうしていくと強調きょうちょうしました。

ソース：NHK ニュース