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サウジアラビア国王来日前に 受け入れ準備進む
2017-03-11 22:48:37

サルマン国王とともに来日するのは、サウジアラビアの政府関係者や王族、さらに、身の回りの世話をする使用人など、その規模は合わせて1000人から1500人ほどに上ると見られています。
大訪問団は都内の複数のホテルに分かれて滞在しますが、このうち、千代田区のホテルでも受け入れの準備が進められていました。
サウジアラビアは、イスラム諸国の中でも、戒律が厳しいことで知られています。ホテル側が特に注意を払っているのが、イスラム教徒の宿泊客からの要望が多い、お祈りのための準備です。
このホテルでは、お祈りの時に床に敷くためのじゅうたんやコーラン、それに、聖地メッカの方向が一目でわかる専用のコンパスなどを用意しています。
また、料理では、イスラム教の戒律に基づくハラルと呼ばれる食材をそろえています。ハラルは、お祈りしたうえで、専用の調理器具で処理する必要があり、このホテルでは、ハラルの食材の輸出に力を入れているオーストラリアから鶏肉などを取り寄せています。
ホテルでは、このハラルを使った通常のメニューにない料理を、ルームサービスで24時間提供できる体制も整えています。
ホテルの副総支配人の西原吉則さんは「24時間リクエストがあればいつでも対応できるように準備を整えています。到着したときから出発するまで、しっかりおもてなししたい」と話していました。
また、東京のサウジアラビア大使館では、日本の大学で勉強しているサウジアラビア人留学生100人を通訳として集めました。
今回の大訪問団には、首脳会談など公式行事に参加する政府関係者だけでなく、王族の人たちも多く帯同していることから、視察や観光のために通訳を求められた際に対応するためです。
11日、参加者が、中野区にあるサウジアラビア大使館の施設で、通訳を行う際の注意点や観光スポットの確認を行いました。この中では、サウジアラビアでも日本の桜が有名だということで、早咲きの桜を鑑賞できる場所などについて、情報を交換していました。
オスマン・マズヤッドさんは「国王陛下の来日はお父さんが帰ってくるのと同じように親しみを感じています」と話しています。また、アズハール・オウエシールさんは「日本の文化についてもサウジアラビアの人たちに知ってもらい、架け橋になれるよう頑張りたい」と話していました。
大訪問団は都内の複数のホテルに分かれて滞在しますが、このうち、千代田区のホテルでも受け入れの準備が進められていました。
サウジアラビアは、イスラム諸国の中でも、戒律が厳しいことで知られています。ホテル側が特に注意を払っているのが、イスラム教徒の宿泊客からの要望が多い、お祈りのための準備です。
このホテルでは、お祈りの時に床に敷くためのじゅうたんやコーラン、それに、聖地メッカの方向が一目でわかる専用のコンパスなどを用意しています。
また、料理では、イスラム教の戒律に基づくハラルと呼ばれる食材をそろえています。ハラルは、お祈りしたうえで、専用の調理器具で処理する必要があり、このホテルでは、ハラルの食材の輸出に力を入れているオーストラリアから鶏肉などを取り寄せています。
ホテルでは、このハラルを使った通常のメニューにない料理を、ルームサービスで24時間提供できる体制も整えています。
ホテルの副総支配人の西原吉則さんは「24時間リクエストがあればいつでも対応できるように準備を整えています。到着したときから出発するまで、しっかりおもてなししたい」と話していました。
また、東京のサウジアラビア大使館では、日本の大学で勉強しているサウジアラビア人留学生100人を通訳として集めました。
今回の大訪問団には、首脳会談など公式行事に参加する政府関係者だけでなく、王族の人たちも多く帯同していることから、視察や観光のために通訳を求められた際に対応するためです。
11日、参加者が、中野区にあるサウジアラビア大使館の施設で、通訳を行う際の注意点や観光スポットの確認を行いました。この中では、サウジアラビアでも日本の桜が有名だということで、早咲きの桜を鑑賞できる場所などについて、情報を交換していました。
オスマン・マズヤッドさんは「国王陛下の来日はお父さんが帰ってくるのと同じように親しみを感じています」と話しています。また、アズハール・オウエシールさんは「日本の文化についてもサウジアラビアの人たちに知ってもらい、架け橋になれるよう頑張りたい」と話していました。
来日は1000~1500人か
46年ぶりに来日するサウジアラビアのサルマン国王。サウジアラビアの国王の外遊は、その規模の大きさや豪華なことで知られています。今回も、政府関係者や家族、それに、王族の身の回りの世話をする人など、国王には1000人から1500人ほどの人が帯同すると見られています。
来日を前に滞在したインドネシアのバリ島には、高級車を含む合わせて450トンの荷物を持ち込み、現地紙によりますと、ビーチが有名な南部の最高級ホテルに滞在しました。
また、国王が飛行機から降りるときに使用されるのが、エスカレーターのように自動で昇り降りできる電動タラップです。関係者によりますと、81歳と高齢の国王のために用意されたものだということです。
国王来日のおよそ1週間前、今月5日には、羽田空港にも、この電動タラップが到着し、関係者が実際にタラップに乗って動作確認している様子がうかがえました。
当時、羽田空港にいた航空ファンで大学生の岡祐希さん(19)は、貨物機から電動タラップが下ろされている様子を目撃し、興奮したということです。
岡さんは、当時の様子について、「エスカレーター式のタラップが折りたたまれた状態で出てくるのが見えて驚きました。やはりサウジアラビアという国だけあって、いろんなところにお金が投資できるんだなと思いました」と話していました。
来日を前に滞在したインドネシアのバリ島には、高級車を含む合わせて450トンの荷物を持ち込み、現地紙によりますと、ビーチが有名な南部の最高級ホテルに滞在しました。
また、国王が飛行機から降りるときに使用されるのが、エスカレーターのように自動で昇り降りできる電動タラップです。関係者によりますと、81歳と高齢の国王のために用意されたものだということです。
国王来日のおよそ1週間前、今月5日には、羽田空港にも、この電動タラップが到着し、関係者が実際にタラップに乗って動作確認している様子がうかがえました。
当時、羽田空港にいた航空ファンで大学生の岡祐希さん(19)は、貨物機から電動タラップが下ろされている様子を目撃し、興奮したということです。
岡さんは、当時の様子について、「エスカレーター式のタラップが折りたたまれた状態で出てくるのが見えて驚きました。やはりサウジアラビアという国だけあって、いろんなところにお金が投資できるんだなと思いました」と話していました。
ソース:NHK ニュース