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札幌 飲食店の看板落下事故 副店長に罰金の判決
2017-03-13 07:19:30

おととし、札幌市の中心部でビルの壁から飲食店の看板の部品が落下し、通行中の女性が大けがをした事故で、業務上過失傷害の罪に問われた飲食店の副店長に、札幌地方裁判所は「落下の可能性を予測できた」として罰金40万円の判決を言い渡しました。
おととし2月、札幌市中央区で、飲食店の「札幌かに本家」の入るビルから、金属製の看板の重さおよそ25キロの部品が落下し、歩道を歩いていた23歳の女性に当たって、大けがをしました。
この事故で、飲食店の副店長の加藤昇被告(45)が安全管理を怠ったとして業務上過失傷害の罪に問われ、裁判で「事故は予測できなかった」と無罪を主張していました。
13日の判決で、札幌地方裁判所の金子大作裁判長は、「被告は事故の直前に看板と同じ色の部品が真下の歩道に落ちているのを確認しており、看板からさらに部品が落ちる可能性を十分予測できた。歩行者に危険が及ばないようカラーコーンを置くなどの注意喚起をしていれば、事故は避けられた」と指摘しました。
そのうえで、「被害者は非常に重いけがを負い、落ち度は重大だが、今後、被害者やその家族に謝罪し、誠意ある対応をすると約束している」として、罰金40万円を言い渡しました。
この事故で、飲食店の副店長の加藤昇被告(45)が安全管理を怠ったとして業務上過失傷害の罪に問われ、裁判で「事故は予測できなかった」と無罪を主張していました。
13日の判決で、札幌地方裁判所の金子大作裁判長は、「被告は事故の直前に看板と同じ色の部品が真下の歩道に落ちているのを確認しており、看板からさらに部品が落ちる可能性を十分予測できた。歩行者に危険が及ばないようカラーコーンを置くなどの注意喚起をしていれば、事故は避けられた」と指摘しました。
そのうえで、「被害者は非常に重いけがを負い、落ち度は重大だが、今後、被害者やその家族に謝罪し、誠意ある対応をすると約束している」として、罰金40万円を言い渡しました。
ソース:NHK ニュース