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「早く答申を」森友学園側が府の審議会に要請
2017-03-13 09:39:18
学校法人「森友学園」が、大阪・豊中市の元の国有地に建設していた小学校について、大阪府の私学審議会が、おととし条件付きで認可が適当だとする答申をまとめたことについて、大阪府教育庁の私学課長は「森友学園側から、工事が着工できないので早くしてほしいと要請があった」と述べました。
大阪の学校法人「森友学園」が、豊中市の元の国有地に建設していた小学校が開校できなくなったことについて13日、大阪府議会の各常任委員会で質疑が交わされました。
この中で、大阪府教育庁の吉本馨私学課長は、府の私学審議会が、おととし1月に臨時の会合を開き条件付きで小学校の認可が適当だとする答申をまとめたことについて、「森友学園側から、答申をもらわないと着工できないので、できるだけ早くしてほしいと要請があり、審議会の梶田会長らに相談した。梶田会長は、条件付きで認可が適当だとすることを委員に諮り反対意見は出なかった」と述べました。
また、「大阪府が5年前に小学校の認可の基準を緩和したのは、森友学園のためだったのではないか」と質問されたのに対し、吉本課長は「ほかの府や県を調べた結果、大部分ですでに基準が緩和されていたため大阪府でも改正した」と述べました。
この中で、大阪府教育庁の吉本馨私学課長は、府の私学審議会が、おととし1月に臨時の会合を開き条件付きで小学校の認可が適当だとする答申をまとめたことについて、「森友学園側から、答申をもらわないと着工できないので、できるだけ早くしてほしいと要請があり、審議会の梶田会長らに相談した。梶田会長は、条件付きで認可が適当だとすることを委員に諮り反対意見は出なかった」と述べました。
また、「大阪府が5年前に小学校の認可の基準を緩和したのは、森友学園のためだったのではないか」と質問されたのに対し、吉本課長は「ほかの府や県を調べた結果、大部分ですでに基準が緩和されていたため大阪府でも改正した」と述べました。
ソース:NHK ニュース