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稲田防衛相 国会答弁訂正「虚偽答弁ではない」 辞任を否定
2017-03-15 03:06:45

稲田防衛大臣は、参議院予算委員会で、大阪の学校法人の理事長との関係をめぐる国会答弁を訂正したことについて、「みずからの記憶に基づくもので虚偽答弁ではない」と述べたうえで、辞任する考えがないことを重ねて示しました。
この中で、民進党の杉尾秀哉参議院議員は、稲田防衛大臣が、大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長との関係をめぐる国会答弁を訂正したことについて、「これまで『法律相談を受けたことも、事件を扱ったこともない』などと繰り返し答弁したが、すべて虚偽答弁だったのか。防衛大臣として不適格で身を引くべきだ」とただしました。
これに対し、稲田大臣は「出廷したことを確認できたため、訂正し、おわび申し上げた。私としては、みずからの記憶に基づいて答弁したものであり、虚偽の答弁をしたとの認識はない」と述べました。
そのうえで、稲田大臣は「防衛大臣として、国会では誠実に答弁し、また誠心誠意、職務にまい進し、わが国の防衛に万全を尽くしてまいりたい」と述べ、辞任する考えがないことを重ねて示しました。
また稲田大臣は、籠池氏と知り合った時期に関して「何年前か記憶にないが、13年ぐらい前ということになる。籠池氏は保守的な活動もされ、私自身も大阪で裁判を提起し、保守的な活動をしており、そういった際に面識を得たのではないかと思う。家族ぐるみでという認識はないが、籠池氏の妻とも面識がある」と述べました。
そして、「籠池氏は『稲田大臣と2年前に会った』、籠池氏の妻も『2年前に自民党の会議で夫と話していた』としているが事実か」と問われたのに対し、稲田大臣は「『奥様らしいな』と思うが、多数の方々が参加する業界の会合や政策会合などの場にお見えになったのかもしれないが、私の記憶に基づくと、会ったという認識はない」と述べました。
さらに稲田大臣は、去年、籠池氏に贈った防衛大臣感謝状を決裁したのは事務次官で、選考過程には関わっていないと説明しました。
このほか、麻生副総理兼財務大臣は「籠池氏は『パーティーで会った』としているが記憶はあるか」と問われ、「普通、珍しい名前だったら、覚えがよいほうであり、結構覚えるが、全く記憶がない」と述べました。
一方、委員会では、来週21日と22日の2日間、新年度予算案について、分野別に各委員会で審議する委嘱審査を行うことを議決しました。
これに対し、稲田大臣は「出廷したことを確認できたため、訂正し、おわび申し上げた。私としては、みずからの記憶に基づいて答弁したものであり、虚偽の答弁をしたとの認識はない」と述べました。
そのうえで、稲田大臣は「防衛大臣として、国会では誠実に答弁し、また誠心誠意、職務にまい進し、わが国の防衛に万全を尽くしてまいりたい」と述べ、辞任する考えがないことを重ねて示しました。
また稲田大臣は、籠池氏と知り合った時期に関して「何年前か記憶にないが、13年ぐらい前ということになる。籠池氏は保守的な活動もされ、私自身も大阪で裁判を提起し、保守的な活動をしており、そういった際に面識を得たのではないかと思う。家族ぐるみでという認識はないが、籠池氏の妻とも面識がある」と述べました。
そして、「籠池氏は『稲田大臣と2年前に会った』、籠池氏の妻も『2年前に自民党の会議で夫と話していた』としているが事実か」と問われたのに対し、稲田大臣は「『奥様らしいな』と思うが、多数の方々が参加する業界の会合や政策会合などの場にお見えになったのかもしれないが、私の記憶に基づくと、会ったという認識はない」と述べました。
さらに稲田大臣は、去年、籠池氏に贈った防衛大臣感謝状を決裁したのは事務次官で、選考過程には関わっていないと説明しました。
このほか、麻生副総理兼財務大臣は「籠池氏は『パーティーで会った』としているが記憶はあるか」と問われ、「普通、珍しい名前だったら、覚えがよいほうであり、結構覚えるが、全く記憶がない」と述べました。
一方、委員会では、来週21日と22日の2日間、新年度予算案について、分野別に各委員会で審議する委嘱審査を行うことを議決しました。
ソース:NHK ニュース