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北陸新幹線「南回り」採用決定 全線のルート固まる
2017-03-15 04:43:57

北陸新幹線のルートが決まっていない、京都から大阪までの区間を協議するため、与党のプロジェクトチームは15日に会合を開きました。
この中で、候補になっていた、東海道新幹線の北側、大阪・箕面市付近を通る「北回りルート」と、東海道新幹線の南側、京都府の京田辺市を通る「南回りルート」のうち、「南回り」の採用を最終的に決定しました。
これで、北陸新幹線は昭和48年に整備計画を決めてから44年をかけて、ようやく全線のルートが固まったことになります。
国土交通省によりますと、これによって金沢と新大阪間は、今は在来線で2時間29分かかりますが、新幹線が開業すれば、最短でおよそ1時間20分で結ぶことが可能になります。
ただ、建設費は福井県の敦賀から新大阪までで、およそ2兆1000億円に上る見込みで、財源の確保が課題になります。
プロジェクトチームの座長を務める、自民党の茂木政務調査会長は会合のあと、「すべてのルートが決まったことは前進だが、本当の効果が出るのは完成してからだ。財源の確保などの課題にしっかり取り組みたい」と述べました。
この中で、候補になっていた、東海道新幹線の北側、大阪・箕面市付近を通る「北回りルート」と、東海道新幹線の南側、京都府の京田辺市を通る「南回りルート」のうち、「南回り」の採用を最終的に決定しました。
これで、北陸新幹線は昭和48年に整備計画を決めてから44年をかけて、ようやく全線のルートが固まったことになります。
国土交通省によりますと、これによって金沢と新大阪間は、今は在来線で2時間29分かかりますが、新幹線が開業すれば、最短でおよそ1時間20分で結ぶことが可能になります。
ただ、建設費は福井県の敦賀から新大阪までで、およそ2兆1000億円に上る見込みで、財源の確保が課題になります。
プロジェクトチームの座長を務める、自民党の茂木政務調査会長は会合のあと、「すべてのルートが決まったことは前進だが、本当の効果が出るのは完成してからだ。財源の確保などの課題にしっかり取り組みたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース