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銃撃受けながら脱北の元兵士が講演「半島統一に尽力」 大阪
2019-07-27 20:38:52

おととし、韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で、銃撃を受けながら韓国に亡命した北朝鮮の元兵士の男性が、27日夜に大阪で講演し、脱北した理由などを語りました。

韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線にあるパンムンジョムで、おととし11月、北朝鮮の兵士だったオ・チョンソン(呉青成)さん(25)が、北朝鮮から銃撃されながら韓国に亡命しました。
オさんは治療を受けたあと、脱北の体験を語り朝鮮半島の統一を訴える講演活動などを行っていて、27日夜、大阪市で、地元や韓国の市民団体が開いた講演会に招かれました。
オさんは、北朝鮮では父親が軍人だったため比較的豊かな生活を送っていたものの、インターネットの環境が悪く、国際情勢などを知ることはできなかったと述べました。
兵士として配属されたパンムンジョムで多くの外国人観光客の姿を見て、「いつか海外の文化に触れてみたい」と思うようになったことが脱北の理由の1つだったと話しました。
そして、「北朝鮮にいる病気の母が車でわずか15分ほどの距離にいるのに会えないのがつらい」と述べ、朝鮮半島の統一のために尽力していきたいとの思いを語っていました。
オさんは治療を受けたあと、脱北の体験を語り朝鮮半島の統一を訴える講演活動などを行っていて、27日夜、大阪市で、地元や韓国の市民団体が開いた講演会に招かれました。
オさんは、北朝鮮では父親が軍人だったため比較的豊かな生活を送っていたものの、インターネットの環境が悪く、国際情勢などを知ることはできなかったと述べました。
兵士として配属されたパンムンジョムで多くの外国人観光客の姿を見て、「いつか海外の文化に触れてみたい」と思うようになったことが脱北の理由の1つだったと話しました。
そして、「北朝鮮にいる病気の母が車でわずか15分ほどの距離にいるのに会えないのがつらい」と述べ、朝鮮半島の統一のために尽力していきたいとの思いを語っていました。
ソース:NHK ニュース