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誘拐された少女が助け求める電話、警察の対応遅れから「遺骨」 ルーマニア
2019-07-29 13:40:10

警察によると、アレクサンドラという名前の少女は24日、ルーマニア南部のドブロスロベニ(Dobrosloveni)の家にヒッチハイクで帰ろうとしたところ、車に乗せた男に誘拐されました。
25日朝、少女は緊急電話番号112に3回電話をかけ、その時いる場所の手掛かりを警察に伝えました。しかし、少女の親族は、警察は警告を厳しく受け止めないで、結果として対応が遅れたと批判しました。
警察は3棟の建物を探して少女が拘束されていた家を発見しましたが、その家にすぐ入らないで、夜明けまで待って家に入りました。現場で「人間の遺骨」と少女が身につけていた宝石が見つかり、現在遺骨の調査が進められています。
クラウス・ヨハニス(Klaus Iohannis)大統領は「事件への対応を誤り、このように重大な結果をもたらした者は全員、辞職しなければならない」と述べました。
ソース:NHK ニュース