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中1男子自殺「担任や学校に課題」第三者委 埼玉 所沢
2019-07-29 07:39:45

去年、埼玉県所沢市で中学1年の男子生徒が自殺し、市の教育委員会が29日会見を開き、第三者委員会を設けて原因を調査していることを明らかにしました。これまでの調査で担任の教員の指導や学校の体制に課題があったという指摘が出ているということで、さらに調査を進め結果を取りまとめることにしています。
これは所沢市教育委員会が29日会見を開いて明らかにしました。
それによりますと去年7月、市内の中学校に通っていた1年生の男子生徒が自宅近くの集合住宅の10階から飛び降りて自殺し、市の教育委員会は翌月、弁護士などでつくる第三者委員会を設置したということです。
第三者委員会は生徒の両親や同級生たちから聞き取りを行うなどして原因を調べていますが、ことし3月の中間報告ではいじめは確認できなかったと指摘しているということです。
一方、担任の教員は指導する際「怒ったり泣いたりしていて幼さがあった」ほか、提出物が遅れると内申書や受験に影響するという話を教員がたびたび出すなど学校の体制に課題があったと指摘しています。
第三者委員会はさらに調査を進め結果を取りまとめることにしています。
生徒の父親はNHKの取材に対し「息子は生前、『自分ばかり怒られる』と妻に話していました。学校の対応に問題がなかったか調べて、在校生が同じような目にあわないよう対処してほしい」と話しています。
それによりますと去年7月、市内の中学校に通っていた1年生の男子生徒が自宅近くの集合住宅の10階から飛び降りて自殺し、市の教育委員会は翌月、弁護士などでつくる第三者委員会を設置したということです。
第三者委員会は生徒の両親や同級生たちから聞き取りを行うなどして原因を調べていますが、ことし3月の中間報告ではいじめは確認できなかったと指摘しているということです。
一方、担任の教員は指導する際「怒ったり泣いたりしていて幼さがあった」ほか、提出物が遅れると内申書や受験に影響するという話を教員がたびたび出すなど学校の体制に課題があったと指摘しています。
第三者委員会はさらに調査を進め結果を取りまとめることにしています。
生徒の父親はNHKの取材に対し「息子は生前、『自分ばかり怒られる』と妻に話していました。学校の対応に問題がなかったか調べて、在校生が同じような目にあわないよう対処してほしい」と話しています。
ソース:NHK ニュース