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障害者施設で12歳の男の子死亡 のどに食べ物詰まらせる
2019-07-31 03:01:46

先月、大阪・守口市にある障害者福祉施設で、12歳の男の子が食べ物をのどに詰まらせ死亡していたことが分かりました。食べ物を細かく刻む必要があったのに、通常の食事が出されたということで、父親は、「息子は苦しかったと思う。許せない気持ちでいっぱいだ」と話しています。

先月15日、守口市にある障害者福祉施設「桜の園」で、中学1年生の伊藤健斗さん(12)が昼食をのどに詰まらせ、意識不明の状態で病院に運ばれました。
健斗さんは、搬送から20日後の今月5日に死亡しました。
両親によりますと、健斗さんはあごの筋肉の力が弱く、食べ物を細かく刻む必要がありますが、施設ではから揚げやミートボールなどを細かくせずに出したということで、のどにはこうした食事が詰まっていたということです。
健斗さんは特別支援学校に通っていて、3年ほど前からこの施設で障害のある子どもを放課後などに預かる「放課後等デイサービス」を利用していました。
両親は施設側に食事上の注意点を伝えていましたが、当時はふだんとは別の職員が担当していたということです。
父親の文隆さんは、「食事への注意が引き継がれていなかったのではないか。息子は苦しかったと思う。許せない気持ちでいっぱいだ」と話しています。
施設を運営する社会福祉法人「路交館」は、「警察が捜査中のため詳しい状況は話せないが、大変な事態となり申し訳なく思っている。二度と起こさないために最大限努力していきたい」と話しています。
健斗さんは、搬送から20日後の今月5日に死亡しました。
両親によりますと、健斗さんはあごの筋肉の力が弱く、食べ物を細かく刻む必要がありますが、施設ではから揚げやミートボールなどを細かくせずに出したということで、のどにはこうした食事が詰まっていたということです。
健斗さんは特別支援学校に通っていて、3年ほど前からこの施設で障害のある子どもを放課後などに預かる「放課後等デイサービス」を利用していました。
両親は施設側に食事上の注意点を伝えていましたが、当時はふだんとは別の職員が担当していたということです。
父親の文隆さんは、「食事への注意が引き継がれていなかったのではないか。息子は苦しかったと思う。許せない気持ちでいっぱいだ」と話しています。
施設を運営する社会福祉法人「路交館」は、「警察が捜査中のため詳しい状況は話せないが、大変な事態となり申し訳なく思っている。二度と起こさないために最大限努力していきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース