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安倍首相「憲法改正など困難な課題に取り組む」
2019-08-01 07:20:58

参議院選挙を受けて第199回臨時国会が召集されるのを前に各党が会合を開きました。
安倍総理大臣は自民党の両院議員総会で「参議院選挙は大変厳しい戦いだったが、政策をしっかり訴えた成果によって、3年前の選挙で獲得した議席を上回る大きな勝利を得ることができた。私たちの使命は、選挙で約束したことを一つ一つ実行に移し、豊かで誇りある日本の国づくりを進め、日本のあすを切り開いていくことだ。少子高齢化への挑戦や、憲法改正など困難な課題に一体となって取り組んでいきたい」と述べました。
立民 福山幹事長「歴史的な節目となる国会」
立憲民主党の福山幹事長は、会派の参議院議員総会で「令和の時代になり歴史的な節目となる国会だ。『行政監視能力をしっかり果たし、国民の生活を守るために動き出し、安倍政権が終わりに向けて走り出した』という状況をわれわれの力で作っていきたい」と述べました。
公明 山口代表「障害者参加の先導役に」
公明党の山口代表は、党の両院議員総会で「参議院の新しい力と衆議院の連携を深め、政治の安定のもと教育の無償化を中心とした全世代型の社会保障を進めるため、消費税率の引き上げを実施していく」と述べました。
また「参議院では、重い障害を持つ議員も登場した。参議院として可能なかぎり活動を保障する措置をとっていく必要がある。それが、障害を持った方々の社会参加を促す先導役にもなり得ると思って、国民に示していくことが重要だ」と述べました。
また「参議院では、重い障害を持つ議員も登場した。参議院として可能なかぎり活動を保障する措置をとっていく必要がある。それが、障害を持った方々の社会参加を促す先導役にもなり得ると思って、国民に示していくことが重要だ」と述べました。
国民 玉木代表「連携のあり方を模索したい」
国民民主党の玉木代表は、党の両院議員総会で「参議院選挙で厳しい結果となったことについて、代表としておわびを申し上げたい。衆議院選挙に向けた態勢作りをしていかなければならず、他党や他会派との連携強化の流れをさらに前に進めていきたい。今回の選挙結果を踏まえた連携のあり方を模索したい」と述べました。
維新 馬場幹事長「いろいろな政党歓迎すべき」
日本維新の会の馬場幹事長は、党の代議士会で「参議院選挙を経て、いろいろな政党が誕生した。国会が多種多様な色で染まっていくことは非常に歓迎すべきことだ。われわれもよいところは見習い、よい色合いを出す政党になっていきたい」と述べました。
共産 志位委員長「改憲策動を中止求める」
共産党の志位委員長は、党の国会議員団総会で「安倍政権に、この国の政治を委ねるわけにはいかない。自民党の萩生田幹事長代行の発言は、憲法が定めた三権分立を無視した立法府に対する乱暴な介入で、断じて許すわけにいかない。安倍政権に対し選挙で下された民意を真摯(しんし)に受け止め、改憲策動を中止することを強く求める」と述べました。
ソース:NHK ニュース