夜よるも30度どの体育館たいいくかんで避難所体験ひなんじょたいけん 耐たえ難がたい暑あつさ 東京とうきょう 足立区あだちく

厳きびしい暑あつさが続つづく中ちゅう、東京とうきょう 足立区あだちくで、真夏まなつの災害さいがいを想定そうていして、３日夜みっかよるから４日朝よっかあさにかけて避難所ひなんじょに宿泊しゅくはくする訓練くんれんが行おこなわれました。

この訓練くんれんは、真夏まなつに災害さいがいが起おきた場合ばあいに備そなえて、避難所ひなんじょでの暑あつさ対策たいさくの課題かだいを探さぐろうと足立区あだちくの住民じゅうみんが企画きかくし、地震じしんの際さいの避難所ひなんじょに指定していされている小学校しょうがっこうの体育館たいいくかんには地元じもとの住民じゅうみんや区くの職員しょくいんおよそ20人にんが集あつまりました。

体育館たいいくかんには４台だいの扇風機せんぷうきが設置せっちされましたが、冷房設備れいぼうせつびはないため、午後ごご10時じになっても体育館内たいいくかんないの温度おんどは30度どと高たかいままで、暑あつさに耐たえかねた参加者さんかしゃたちは訓練くんれんのために用意よういされた給水所きゅうすいじょで何度なんども氷水こおりみずを飲のんでいました。

段だんボールを使つかって組くみ立たてた寝床ねどこは周囲しゅういを間仕切まじきりで囲かこまれているため扇風機せんぷうきの風かぜが届とどかず、参加者さんかしゃたちは真夏まなつの避難所ひなんじょの寝苦ねぐるしさを実感じっかんしていました。

ソース：NHK ニュース