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浅間山 噴火警戒レベル「3」を継続 警戒を呼びかけ 気象庁
2019-08-08 02:36:58

長野と群馬の県境にある浅間山では、7日夜の小規模な噴火以降、新たな噴火は発生していませんが、気象庁は、今後も居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、噴火警戒レベル「3」を継続し、火口からおおむね4キロの範囲で大きな噴石などに警戒を呼びかけています。
浅間山では7日夜10時すぎ、山頂の火口で小規模な噴火が発生し、噴煙が、火口から1800メートル以上上がったほか、大きな噴石が火口から200メートルほど飛んだのが確認されました。
また、これまでのところ、火山灰が降ったのが、群馬県の嬬恋村や長野原町で確認されたということです。
気象庁は現地に職員を派遣して、火山灰の降った範囲や噴火の状況などを詳しく調べています。
浅間山の火口直下では、先月は1日あたり50回前後で推移していた火山性地震が、今月に入ってから1日あたり10回前後と減少傾向にある中で、7日夜、噴火が発生したということです。
その後、8日に入ってから午前10時までに25回と火山性地震が再び増え始めていますが、新たなマグマの上昇を示すような地殻変動は観測されていないということです。
浅間山では今後も人が住んでいる地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、噴火警戒レベル3を継続し、山頂火口からおおむね4キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、警戒範囲の外でも風下にあたる地域では風に流されて小さな噴石が降ったり、噴火に伴う空気の振動で窓ガラスが割れたりするおそれもあり、注意するよう呼びかけています。
また、これまでのところ、火山灰が降ったのが、群馬県の嬬恋村や長野原町で確認されたということです。
気象庁は現地に職員を派遣して、火山灰の降った範囲や噴火の状況などを詳しく調べています。
浅間山の火口直下では、先月は1日あたり50回前後で推移していた火山性地震が、今月に入ってから1日あたり10回前後と減少傾向にある中で、7日夜、噴火が発生したということです。
その後、8日に入ってから午前10時までに25回と火山性地震が再び増え始めていますが、新たなマグマの上昇を示すような地殻変動は観測されていないということです。
浅間山では今後も人が住んでいる地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生するおそれがあるとして、噴火警戒レベル3を継続し、山頂火口からおおむね4キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、警戒範囲の外でも風下にあたる地域では風に流されて小さな噴石が降ったり、噴火に伴う空気の振動で窓ガラスが割れたりするおそれもあり、注意するよう呼びかけています。
鬼押ハイウェー 通行止め解除
群馬県嬬恋村と長野県軽井沢町を結ぶ有料道路「鬼押ハイウェー」は、浅間山の噴火警戒レベルが「3」に引き上げられたため、火口から4キロ付近を通るおよそ8キロの区間が通行止めとなっていましたが、安全が確認されたとして8日午前9時に通行止めが解除されました。
ソース:NHK ニュース