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セーリング470級女子 吉田・吉岡ペアが東京五輪代表に内定
2019-08-09 04:57:05

神奈川県で行われたセーリングの470級の世界選手権で、女子では日本の吉田愛選手と吉岡美帆選手のペアが銀メダルを獲得して、来年の東京オリンピックの日本代表に内定しました。
セーリングの470級の世界選手権は、来年の東京オリンピックで競技会場となる神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーの沖合で、今月5日にレースが始まりました。
大会では合わせて12レースが行われ、それぞれの順位に応じて与えられる得点の合計で最終成績が決まり、低いほうが上位となります。
最終日の9日は、10位以内のペアで争う「メダルレース」が行われ、去年、日本の女子としてこの大会で初めて金メダルを獲得した吉田選手と吉岡選手のペアは、総合トップのイギリスのペアに1ポイント差に迫る総合2位で臨みました。
2人はイギリスのペアと競り合いましたが、終盤突き放されて、7位に入ったイギリスに次ぐ8位となりました。
この結果、吉田選手と吉岡選手のペアは、合計得点が「65」となって総合2位となり、2大会連続の表彰台となる銀メダルを獲得して、来年の東京オリンピックの日本代表に内定しました。
金メダルは、合計得点が「62」だった、リオデジャネイロオリンピックを制したイギリスのハナ・ミルズ選手が入るペアでした。
一方、男子は、岡田奎樹選手と外薗潤平選手のペアが総合6位で、日本勢で唯一「メダルレース」に進みましたが、フライングで失格となり、総合9位でした。
大会では合わせて12レースが行われ、それぞれの順位に応じて与えられる得点の合計で最終成績が決まり、低いほうが上位となります。
最終日の9日は、10位以内のペアで争う「メダルレース」が行われ、去年、日本の女子としてこの大会で初めて金メダルを獲得した吉田選手と吉岡選手のペアは、総合トップのイギリスのペアに1ポイント差に迫る総合2位で臨みました。
2人はイギリスのペアと競り合いましたが、終盤突き放されて、7位に入ったイギリスに次ぐ8位となりました。
この結果、吉田選手と吉岡選手のペアは、合計得点が「65」となって総合2位となり、2大会連続の表彰台となる銀メダルを獲得して、来年の東京オリンピックの日本代表に内定しました。
金メダルは、合計得点が「62」だった、リオデジャネイロオリンピックを制したイギリスのハナ・ミルズ選手が入るペアでした。
一方、男子は、岡田奎樹選手と外薗潤平選手のペアが総合6位で、日本勢で唯一「メダルレース」に進みましたが、フライングで失格となり、総合9位でした。
6年前にペア結成 江の島拠点にトレーニング
吉田愛選手と吉岡美帆選手は、2013年にペアを結成し、今大会の会場で来年の東京オリンピックでも競技が行われる神奈川県の江の島を拠点にトレーニングをしています。
神奈川県出身の38歳で経験豊かな吉田選手がかじ取り役を務め、広島県出身で28歳と10歳年下の吉岡選手を引っ張ります。
2人は、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは5位に入賞。去年の世界選手権では、オリンピックと世界選手権を通じて日本の女子では初めてとなる金メダルに輝きました。
世界ランキング6位で日本のエースペアは、地の利を生かして、東京オリンピックでは男女を通じて初めての金メダル獲得が期待されています。
神奈川県出身の38歳で経験豊かな吉田選手がかじ取り役を務め、広島県出身で28歳と10歳年下の吉岡選手を引っ張ります。
2人は、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは5位に入賞。去年の世界選手権では、オリンピックと世界選手権を通じて日本の女子では初めてとなる金メダルに輝きました。
世界ランキング6位で日本のエースペアは、地の利を生かして、東京オリンピックでは男女を通じて初めての金メダル獲得が期待されています。
470級 日本は過去の五輪でメダル
セーリングの470級は、全長4メートル70センチの2人乗りのヨットで、海面に設けられた「マーク」と呼ばれるブイを、決められた回数や順序で回りながらスピードを競います。
このうち470級は、乗員の適正体重は2人合わせて130キロ前後で、体格やパワーを生かす外国選手に比べて小柄な日本選手が活躍しやすいクラスとされてきました。
日本がこれまでオリンピックのセーリングで獲得した2つのメダルは、いずれも470級で、1996年アトランタ大会で女子の木下アリーシア選手と重由美子選手のペアが銀メダル、2004年アテネ大会で男子の関一人選手と轟賢二郎選手のペアが銅メダルを獲得しています。
このうち470級は、乗員の適正体重は2人合わせて130キロ前後で、体格やパワーを生かす外国選手に比べて小柄な日本選手が活躍しやすいクラスとされてきました。
日本がこれまでオリンピックのセーリングで獲得した2つのメダルは、いずれも470級で、1996年アトランタ大会で女子の木下アリーシア選手と重由美子選手のペアが銀メダル、2004年アテネ大会で男子の関一人選手と轟賢二郎選手のペアが銅メダルを獲得しています。
ソース:NHK ニュース