母ライオンの「キガリ」は2日に2匹の子どもを産みました。キガリにとっては初めての出産、同動物園にとっては15年ぶりとなる赤ちゃんライオンの誕生でした。動物園広報によると、キガリは最初のうちは、赤ちゃんの面倒をよく見ていたそうです。
ところが5日夕になって、赤ちゃんの毛づくろいをしていたキガリが、2匹とも殺して食べてしまいました。それまで変わった様子は何もなく、この日も普段通りに餌を食べていたそうです。
動物園によると、「これは自然な行動で、自然界でも起きる」と広報は説明しました。そうした行動は例えばイエネコなどにも見られることがあり、初めての出産の場合が多いそうです。