銃じゅう乱射らんしゃ事件じけん 逮捕たいほの男おとこ「メキシコ人じんねらった」 米べいメディア

アメリカ南部なんぶテキサス州しゅうで、男おとこが銃じゅうを乱射らんしゃしてメキシコ人じんを含ふくむ22人にんが死亡しぼうし、捜査そうさ当局とうきょくが「国内こくないテロ」と位置いちづけて捜査そうさしている事件じけんで、アメリカのメディアは、男おとこが「メキシコ人じんをねらった」と供述きょうじゅつしていると伝つたえました。

アメリカ南部なんぶ、テキサス州しゅうエルパソの大型おおがた小売こうり店てんで、今月こんげつ３さん日にちに起おきた銃じゅうの乱射らんしゃ事件じけんでは、メキシコ人じん８はち人にんを含ふくむ22人にんが死亡しぼうし、警察けいさつは、テキサス州しゅう東部とうぶに住すむ白人はくじんのパトリック・クルシウス容疑ようぎ者しゃ（21）を殺人さつじんの疑うたがいで逮捕たいほしました。

アメリカの複数ふくすうのメディアは、容疑ようぎ者しゃの男おとこが警察けいさつの調しらべに対にたいし、「メキシコ人じんをねらった」と供述きょうじゅつしていると伝つたえました。

事件じけんのあったテキサス州しゅうエルパソは、メキシコとの国境こっきょうにあり、人口じんこうの80％余あまりがヒスパニック系けいで、警察けいさつによりますと、容疑ようぎ者しゃの男おとこは車くるまで10時間じかん以上いじょうかけて現場げんばに来きたということです。

警察けいさつなどは、事件じけん直前ちょくぜんに、インターネット上じょうの掲示板けいじばんに投稿とうこうされたヒスパニック系けいの移民いみんに対にたいする敵意てきいを記しるした文書ぶんしょについて、容疑ようぎ者しゃの男おとことの関かかわりを調しらべるとともに、事件じけんを「国内こくないテロ」と位置いちづけて政治せいじ的てき、人種じんしゅ的てき、宗教しゅうきょう的てきな過激かげき思想しそうに触発しょくはつされて計画けいかくするテロ行為こういとして捜査そうさし、動機どうきの解明かいめいを進すすめています。

ソース：NHK ニュース