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エボラ出血熱えぼらしゅっけつねつ WHOだぶりゅ-えいちお-種類しゅるいくすり治療ちりょう効果こうか

2019-08-13 01:44:17

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アフリカ中部ちゅうぶ、コンゴ民主みんしゅ共和きょうわこく流行りゅうこうつづエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつについて、WHOだぶりゅ-えいちお-世界せかい保健ほけん機関きかん開発かいはつちゅう種類しゅるいくすり臨床りんしょう試験しけん治療ちりょう効果こうかあることをしめしたと発表はっぴょうし、流行りゅうこう収束しゅうそくにつながるか注目ちゅうもくされています。
アフリカ中部ちゅうぶのコンゴ民主みんしゅ共和きょうわこくでは、東部とうぶきたキブしゅうなどで去年きょねん8月はちがつからエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつ流行りゅうこうし、これまでにおよそ2800にん患者かんじゃ確認かくにんされ、およそ1900にん死亡しぼうしています。

WHOだぶりゅ-えいちお-去年きょねん11つきからエボラ出血熱えぼらしゅっけつねつ治療ちりょう効果こうかある可能かのうせいのあるくすり臨床りんしょう試験しけんおこなっていましたが、12にち種類しゅるいくすりすぐれた効果こうかしめしたと発表はっぴょうしました。

研究けんきゅうチームによりますと、臨床りんしょう試験しけんよんしゅくすりおよそ700にん患者かんじゃ対象たいしょうおこなわれ、アメリカ製薬せいやく会社かいしゃ開発かいはつした「REGNーい-び-さん」を投与とうよされた患者かんじゃ死亡しぼうりつは29%、NIAID=アメリカ国立こくりつアレルギー・感染かんせんしょう研究所けんきゅうじょ開発かいはつした「mAb114」では34%で、ほか種類しゅるいくすりくらべて顕著けんちょちがしめしたということです。

また感染かんせん初期しょき血液けつえきちゅうのウイルス濃度のうどひく段階だんかい投与とうよけた患者かんじゃ場合ばあい、90%が生存せいぞんしたということです。

臨床りんしょう試験しけんたずさわったNIAIDのアンソニー・ファウチ医師いしは「どちらくすりたか効果こうかしめしていて、患者かんじゃ治療ちりょうけたおおきな前進ぜんしんだ」とべていて、流行りゅうこう収束しゅうそくにつながることが期待きたいされるとともに、今後こんごあら流行りゅうこう発生はっせいふせげるか、注目ちゅうもくされています。
ソース:NHK ニュース