被爆ひばくから74年ねん、広島ひろしまで平和式典へいわしきてん　核禁止条約かくきんしじょうやく、批准訴ひじゅんうったえ

広島ひろしまは6日むいか、被爆ひばくから74年ねんの「原爆げんばくの日ひ」を迎むかえました。広島市中区ひろしましなかくの平和記念公園へいわきねんこうえんでは午前ごぜん8時じから「原爆死没者慰霊式げんばくしぼつしゃいれいしき・平和祈念式へいわきねんしき」（平和記念式典へいわきねんしきてん）が営いとなまれました。松井一実市長まついかずみしちょうは平和宣言へいわせんげんで、日本にっぽんが参加さんかしていない核兵器禁止条約かくへいききんしじょうやくへの署名しょめい・批准ひじゅんを政府せいふに促うながし、戦争せんそうで核兵器かくへいきを使用しようされた経験けいけんがある唯一ゆいいつの国くにとして核廃絶実現かくはいぜつじつげんへ一層いっそうの指導力しどうりょくを発揮はっきするよう求もとめました。

安倍晋三首相あべしんぞうしゅしょうは式典後しきてんごの広島市ひろしましでの記者会見きしゃかいけんで、禁止条約きんしじょうやくには核兵器国かくへいきこくが参加さんかしておらず「現実げんじつの安全保障あんぜんほしょうの観点かんてんを踏ふまえていない」として署名しょめい・批准ひじゅんに否定的ひていてきな考かんがえを改あらためて示しめしました。

ソース：NHK ニュース