飼かい猫ねこが双頭そうとうのヘビを捕獲ほかく、非常ひじょうに珍めずらしい個体こたい　米べいフロリダ州しゅう

　このヘビはサザンブラックレーサーという種たねで、フロリダ州しゅうの都市部としぶと農村部のうそんぶで見みつかることが多おおいが、米東部各地べいとうぶかくちにも生息せいそくします。毒どくはないものの、かまれると「針はりのように鋭するどい」歯はで出血しゅっけつするとされます。
　今回こんかいのヘビが２つの頭あたまを持もつ理由りゆうについて、同研究所どうけんきゅうじょは２つの胚はいが分離ぶんりしなかったためと説明せつめい。「珍めずらしい現象げんしょうであるが、一卵性いちらんせいの双子ふたごが分離ぶんりできず、１つの体からだに２つの頭あたまがくっついた状態じょうたいになることで起おきる」としています。
　今回こんかいのヘビは自然界しぜんかいでは生いきていけないため、同研究所どうけんきゅうじょが保護ほごして健康状態けんこうじょうたいを観察かんさつしています。
　ヘビは生うまれてから１カ月げつちょっとで、定期的ていきてきに食事しょくじを取とることができています。体調たいちょうが改善かいぜんした段階だんかいで博物館はくぶつかんに預あずけるか、見学けんがくプログラム用ように提供ていきょうする計画けいかくです。

ソース：NHK ニュース