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くびさとじょう火災かさいから1ねん あさから大勢たいせいひと

2020-10-31 03:36:31

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沖縄おきなわくびさとじょう火災かさいから、31にちで1ねんです。焼失しょうしつした正殿せいでん再建さいけんけて準備じゅんびすすなか、31にちあさから大勢たいせいひとおとずれてくびさとじょうおもせています。

去年きょねん10つき31にちきたくびさとじょう火災かさいでは「正殿せいでん」をふく6むね全焼ぜんしょうし、警察けいさつ消防しょうぼう出火しゅっか原因げんいんについて、電気でんき系統けいとうトラブル可能かのうせいたかものの、特定とくていはできないと結論けつろんづけています。

火災かさいから1ねんとなった31にちくびさとじょうでは早朝そうちょう消防しょうぼうしろ警備けいびいんなどおよそ70にん参加さんかして消火しょうか訓練くんれんおこなわれ、火災かさい反省はんせいもとづいて初期しょき消火しょうか手順てじゅん連携れんけい確認かくにんっていました。

31にちからは恒例こうれいくびさとじょうさい開催かいさいされるなどさまざまなイベントがおこなわれていて、地元じもとひと観光かんこうきゃく大勢たいせいおとずれてかつて正殿せいでんがあった場所ばしょなどを写真しゃしんおさめていました。

どもおとずれた、ちか40だい女性じょせいは「くびさとじょう沖縄おきなわ象徴しょうちょうで、県民けんみんのよりどころになる建物たてものだとおもので、もと姿すがたはや取り戻とりもどしてほしいです」とはなしていました。

またくびさとじょうガイドおこなっている80だい男性だんせいは、「はや再建さいけんしてもらい、世界せかいくびさとじょうあることをおおひとにわかってもらえるよう、ガイド活動かつどうつづけていきたい」とはなしていました。

くには6ねんの2026ねんまでの再建さいけん目指めざ計画けいかくで、火災かさいから1ねん節目ふしめなる31にち人々ひとびと再建さいけんへのおもせるいちにちとなりそうです。

復興ふっこうねがい「シーサー」をつくもよお

くびさとじょう復興ふっこうねが焼け落やけおちたあかかわら破片はへん使つかって沖縄おきなわよけ獅子しし、「シーサー」をつくもよおしがおこなわれました。

もよおくびさとじょうちかひらかれ、親子おやこなどおよそ20にんがシーサーづく挑戦ちょうせんしました。

参加さんかしたひとたちは、あかかわら破片はへん石灰せっかいなどつくられたさまざまな表情ひょうじょうのシーサーに仕上しあげていました。

材料ざいりょう使つかわれたあかかわらは、火災かさい全焼ぜんしょうした「やどりきみつる」という文化財ぶんかざい保管ほかんしていた建物たてもの使つかわれていたものだということです。

ちか7さい男の子おとこのこは、「かわらどうしをくっつけるのが大変たいへんだった。

まだたくさんつくりたいです」とはなしていました。

父親ちちおやの44さい男性だんせいは、「ちいさいころからくびさとじょうてきたので、火災かさいきたときはショックでしたが、きょうつくったシーサーにも火災かさいげたあとのこったかわら使つかわれているので火災かさい記憶きおくどもたちにもつたえるきっかけにしていきたい」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース