トルコ・ギリシャ沖おき地震じしん 死亡しぼう確認かくにん71人にんに 救助きゅうじょ活動かつどう続つづく

トルコとギリシャの間まのエーゲ海え-げかいで発生はっせいした地震じしんと津波つなみから丸まる2日にちがたち、これまでに71人にんの死亡しぼうが確認かくにんされました。現地げんちでは、倒壊とうかいした建物たてものの下したに取り残とりのこされている人ひとの救助きゅうじょ活動かつどうが続つづくとともに、津波つなみで浸水しんすいした地域ちいきの住民じゅうみんは泥どろをかき出かきだす作業さぎょうに追おわれています。

先月せんげつ30日にち、トルコとギリシャの間まのエーゲ海え-げかいを震源しんげんとするマグニチュード7.0の大おおきな地震じしんが起おきてから丸まる2日にちがたちました。

トルコとギリシャの当局とうきょくによりますと、これまでにトルコでは69人にんが死亡しぼう、949人にんがけがをし、ギリシャでは2人にんが死亡しぼう、19人にんがけがをしたということです。

大おおきな被害ひがいを受うけたトルコ西部せいぶのイズミル県けんでは、建物たてものが倒壊とうかいした現場げんば8か所かしょでがれきの下したに取り残とりのこされている人ひとの捜索そうさくと救助きゅうじょ活動かつどうが昼夜ちゅうやを通をとおして続つづけられています。

また、津波つなみで浸水しんすいしたイズミル県けん沿岸えんがんの町まちセフェリヒサルでは、住民じゅうみんが自宅じたくなどに流れ込ながれこんだ泥どろをかき出かきだしたり、水みずにつかった家具かぐなどを片かたづけたりする作業さぎょうに追おわれています。

今回こんかい起おきた津波つなみでは、この町まちに住すむ85歳さいの女性じょせい1人にんが、溺おぼれて亡なくなりました。

土産物みやげもの店てんで働はたらいている女性じょせいによりますと店みせの前まえの通とおりに押し寄おしよせた水みずは高たかさ50センチほどに達たっしたということで、「ここで死しぬのではないかと思おもって泣ないてしまいました。1日にちも早はやく元もとの生活せいかつに戻もどりたいたいです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース