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米大統領選 あす投票 両候補 激戦州回り票の掘り起こしに全力
2020-11-02 03:19:51

3日に投票日が迫ったアメリカ大統領選挙は、トランプ大統領、バイデン氏ともに激戦州を回り最終盤での票の掘り起こしに全力をあげています。一方、トランプ大統領は、投票日の後も郵便投票を受け付けることに疑問を呈し、法廷闘争も辞さない構えを示しました。
アメリカ大統領選挙は日本時間の3日夜、全米で投票が始まり、4日開票が行われます。
これを前に最後の日曜日となった1日、トランプ大統領、バイデン氏ともに激戦州の各地で集会を開きました。
この中でトランプ大統領は、一部の州で投票日の後でも消印が間に合っていれば郵便投票を受け付けることに対し、「選挙結果は投票日当日の3日夜に判明すべきだ。いったい何が起きているんだ」と述べて、不満を示しました。
郵便投票については、積極的な利用を促すバイデン氏側が受付期間の延長を主張してきたのに対し、トランプ大統領側は投票日までにすべきだと反発し、各地で訴訟も起きています。
こうした中、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領に近い関係者の話として、大統領が選挙の大勢の判明前であっても一方的に勝利を宣言し、投票日の後に届いた票の集計は不正だと訴える訴訟を準備していると伝えました。
この後、トランプ大統領は記者団に報道内容を否定したものの、投票日の後の受け付けには疑問を呈し、法廷闘争も辞さない構えを示しました。
一方、バイデン氏は東部ペンシルベニア州の2か所で集会を開き、「前回の選挙でペンシルベニアの票差はたった4万4000票だった。1票1票が大切だ。この国を変革する力は皆さんの手の中にある」と投票を呼びかけました。
バイデン氏、トランプ大統領とも激戦を制するにはペンシルベニアでの勝利は欠かすことができないとみていて、最終盤での票の掘り起こしに全力をあげています。
これを前に最後の日曜日となった1日、トランプ大統領、バイデン氏ともに激戦州の各地で集会を開きました。
この中でトランプ大統領は、一部の州で投票日の後でも消印が間に合っていれば郵便投票を受け付けることに対し、「選挙結果は投票日当日の3日夜に判明すべきだ。いったい何が起きているんだ」と述べて、不満を示しました。
郵便投票については、積極的な利用を促すバイデン氏側が受付期間の延長を主張してきたのに対し、トランプ大統領側は投票日までにすべきだと反発し、各地で訴訟も起きています。
こうした中、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領に近い関係者の話として、大統領が選挙の大勢の判明前であっても一方的に勝利を宣言し、投票日の後に届いた票の集計は不正だと訴える訴訟を準備していると伝えました。
この後、トランプ大統領は記者団に報道内容を否定したものの、投票日の後の受け付けには疑問を呈し、法廷闘争も辞さない構えを示しました。
一方、バイデン氏は東部ペンシルベニア州の2か所で集会を開き、「前回の選挙でペンシルベニアの票差はたった4万4000票だった。1票1票が大切だ。この国を変革する力は皆さんの手の中にある」と投票を呼びかけました。
バイデン氏、トランプ大統領とも激戦を制するにはペンシルベニアでの勝利は欠かすことができないとみていて、最終盤での票の掘り起こしに全力をあげています。
ソース:NHK ニュース