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豪州のフクロムササビ、実は3つの種だった 新種の有袋類2種発見
2020-11-12 07:00:03

オーストラリア東海岸の森林に生息する有袋類のフクロムササビは、これまで単一の種に分類されていましたが、実際には3つの種に分類できることが分かったとして、ジェームズ・クック大学などの研究チームが科学誌サイエンティフック・レポートに研究結果を発表しました。
フクロムササビは大きな耳とふさふさの尾をもち、木から木へと滑空するポッサムほどの大きさの有袋類。DNA配列を使って遺伝子構造を調べた結果、3種に分類されることが初めて分かりました。
3種の学名は「Petauroides volans」「Petauroides minor」「Petauroides armillatus」と命名されています。
フクロムササビはコアラと同じようにユーカリの葉を餌とします。オーストラリア東部のクイーンズランド州からビクトリア州にかけての森林に生息します。
ソース:NHK ニュース