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トランプ大統領 バイデン氏の勝利宣言後初の公務で式典出席
2020-11-11 21:20:09

アメリカのトランプ大統領は退役軍人の日の式典に出席し、大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領が勝利を宣言してから初めて公務で公の場に姿を見せました。選挙をめぐる法廷闘争について、側近からも証拠が不十分だとして、懸念の声があると伝えられる一方、トランプ大統領は不正を主張する姿勢を崩していません。

トランプ大統領は11日、祝日である「退役軍人の日」に合わせて首都ワシントン近郊にあるアーリントン国立墓地をメラニア夫人やペンス副大統領と訪れました。
大統領選挙でバイデン氏が勝利を宣言したあと、トランプ大統領が公務で公の場に出るのは初めてで、雨が降る中、黙とうをささげましたが発言はしませんでした。
ただ、ツイッターにはこの日も「われわれが勝利する」などと投稿したほか、陣営も、電話会見で、南部ジョージア州が再集計を行うことから、「選挙は終わっていない」として不正があったとする訴えを続けています。
こうした中、有力紙ワシントン・ポストはメドウズ首席補佐官や陣営の幹部が、新たな不正の証拠がなければ、法廷闘争には勝てないのではないかと懸念していると報じました。
記事は、関係者の話として、トランプ大統領自身もこのままでは情勢がより困難になることを理解していると伝えていて、今後どう対応するのか関心が集まっています。
大統領選挙でバイデン氏が勝利を宣言したあと、トランプ大統領が公務で公の場に出るのは初めてで、雨が降る中、黙とうをささげましたが発言はしませんでした。
ただ、ツイッターにはこの日も「われわれが勝利する」などと投稿したほか、陣営も、電話会見で、南部ジョージア州が再集計を行うことから、「選挙は終わっていない」として不正があったとする訴えを続けています。
こうした中、有力紙ワシントン・ポストはメドウズ首席補佐官や陣営の幹部が、新たな不正の証拠がなければ、法廷闘争には勝てないのではないかと懸念していると報じました。
記事は、関係者の話として、トランプ大統領自身もこのままでは情勢がより困難になることを理解していると伝えていて、今後どう対応するのか関心が集まっています。

一方、バイデン氏は、地元に近い東部ペンシルベニア州にある朝鮮戦争の記念碑をジル夫人と訪れ、花輪をささげました。

バイデン氏は側近たちと協議を重ね、政権移行に向けた準備を進めていますが、トランプ大統領が選挙の不正を訴える姿勢を崩していないため、準備に遅れが出る懸念も強まっています。
ソース:NHK ニュース