スピードスケート小平こだいら奈緒なお 国内こくない大会たいかいの女子じょし500ｍめ-とるで優勝ゆうしょう逃のがす

北海道ほっかいどう帯広おびひろ市しで開ひらかれているスピードスケートの国内こくない大会たいかいの女子じょし500メートルで、ピョンチャンオリンピック金きんメダリストの小平こだいら奈緒なお選手せんしゅが、同おなじ組くみで滑すべった郷さと亜あ里砂りさ選手せんしゅに敗やぶれ2位いとなりました。小平こだいら選手せんしゅが出場しゅつじょうしたこの種目しゅもくの国内こくない大会たいかいで優勝ゆうしょうを逃のがすのは、平成へいせい27年ねん以来いらいです。

スピードスケートの全日本ぜんにほん選抜せんばつ競技きょうぎ会かい帯広おびひろ大会たいかいは13日にちから3日間にちかんの日程にっていで行おこなわれていて、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで同おなじ時期じきに開催かいさいが予定よていされていたワールドカップが中止ちゅうしとなったため、国内こくないのトップ選手せんしゅが出場しゅつじょうしています。

このうち女子じょし500メートルには、ピョンチャンオリンピックの金きんメダリストで日本にっぽん記録きろく保持ほじ者しゃの小平こだいら選手せんしゅが出場しゅつじょうしました。

小平こだいら選手せんしゅは、最初さいしょの100メートルは全体ぜんたいのトップのタイムで通過つうかしましたが、直後ちょくごのカーブでバランスを崩くずしました。

体勢たいせいを立て直たてなおし転倒てんとうは免まぬかれたものの、本来ほんらいのスピードに乗のれず、38秒びょう30でフィニッシュし、同おなじ組くみで滑すべっていた郷さと選手せんしゅに0秒びょう02差さで敗やぶれ2位いでした。

小平こだいら選手せんしゅが出場しゅつじょうした女子じょし500メートルの国内こくない大会たいかいで優勝ゆうしょうを逃のがすのは、平成へいせい27年ねんに行おこなわれた全日本ぜんにほんスプリント選手権せんしゅけん以来いらい、5シーズンぶりとなります。

小平こだいら「原因げんいんあると思おもうので改善かいぜんしていく」

女子じょし500メートルの国内こくない大会たいかいで優勝ゆうしょうを逃のがした小平こだいら選手せんしゅは、レースについて「練習れんしゅうでは調子ちょうしが上あがっていたのに、大おおきな失敗しっぱいをしてしまった。原因げんいんがあると思おもうので改善かいぜんしていくだけ」と振り返ふりかえりました。

原因げんいんについてはレース映像えいぞうを見返みかえさないと分わからないとしながらも、「第だい1カーブの入り口いりくち辺あたりで、スケートの刃はが抜ぬけたのか氷こおりに溝みぞがあったのかは分わからないが、体勢たいせいを崩くずした。転ころばずに右足みぎあしでリカバリーして体からだをコントロールできた」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース