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菅首相 ASEAN諸国に医療支援 RCEPあす合意へ
2020-11-14 10:40:53

菅総理大臣は、ASEAN=東南アジア諸国連合と日中韓3か国によるオンラインでの首脳会議で、新型コロナウイルス対策に連携して取り組む考えを強調しました。一方、RCEP=東アジア地域包括的経済連携は、15日協定の署名式が行われ、インドを除く15か国で合意することになりました。
菅総理大臣は14日午後、オンライン形式で行われたASEAN=東南アジア諸国連合と日中韓3か国による首脳会議に出席しました。
会議には、中国の李克強首相や韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領も出席し、菅総理大臣にとっては、中国や韓国の首脳が出席する初めての国際会議となりました。
この中で菅総理大臣は、新型コロナウイルス対策としてASEAN諸国に2億ドル以上の医療支援を進めるなど、すべての人に質のよい保健・医療サービスを提供するため、連携して取り組む考えを強調しました。
また2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指す方針を説明し、「地球温暖化への対応は一刻の猶予も許されない。日本は、イノベーションによる経済と環境の好循環を目指し、アジアの事情に即した、現実的で持続可能な脱炭素化とエネルギー転換の取り組みを全面支援していく」と述べました。
一方、RCEP=東アジア地域包括的経済連携について「協定の署名式が、あす開催されることを歓迎するとともに、早期発効に向け、引き続き協力していきたい」と述べ、RCEPはインドを除く15か国で合意することになりました。
会議のあと菅総理大臣は記者団に対し、一連の首脳会議について「平和で繁栄したインド太平洋をともに作り上げていきたいという思いを直接、各国の首脳に伝え、必要な具体的な協力を進めていくことで一致した」と述べ、成果を強調しました。
菅総理大臣は14日夜、ASEAN各国に加え、アメリカや中国、ロシアなども参加する東アジアサミットに臨むことにしています。
会議には、中国の李克強首相や韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領も出席し、菅総理大臣にとっては、中国や韓国の首脳が出席する初めての国際会議となりました。
この中で菅総理大臣は、新型コロナウイルス対策としてASEAN諸国に2億ドル以上の医療支援を進めるなど、すべての人に質のよい保健・医療サービスを提供するため、連携して取り組む考えを強調しました。
また2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指す方針を説明し、「地球温暖化への対応は一刻の猶予も許されない。日本は、イノベーションによる経済と環境の好循環を目指し、アジアの事情に即した、現実的で持続可能な脱炭素化とエネルギー転換の取り組みを全面支援していく」と述べました。
一方、RCEP=東アジア地域包括的経済連携について「協定の署名式が、あす開催されることを歓迎するとともに、早期発効に向け、引き続き協力していきたい」と述べ、RCEPはインドを除く15か国で合意することになりました。
会議のあと菅総理大臣は記者団に対し、一連の首脳会議について「平和で繁栄したインド太平洋をともに作り上げていきたいという思いを直接、各国の首脳に伝え、必要な具体的な協力を進めていくことで一致した」と述べ、成果を強調しました。
菅総理大臣は14日夜、ASEAN各国に加え、アメリカや中国、ロシアなども参加する東アジアサミットに臨むことにしています。
ソース:NHK ニュース