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RCEP まもなく首脳会議 インド除く15か国 正式合意へ
2020-11-15 02:46:55

RCEP=東アジア地域包括的経済連携は、まもなく開かれる首脳会議で、インドを除く15か国で正式に合意される運びです。協定では、日本から輸出する工業製品は、90%以上で関税が撤廃される一方、日本に輸入されるコメや牛肉などの重要5項目は対象外となる見通しです。
日本、中国、韓国、ASEAN各国など、アジア太平洋の15か国は、まもなくオンライン形式で首脳会議を開くことにしています。
そして、アジア太平洋地域での自由貿易圏の構築を目指す、RCEP=東アジア地域包括的経済連携について正式に合意する運びで、その後、署名式が行われます。
菅総理大臣は、首脳会議で、今回、署名を見送るインドの将来の参加も含めて、自由で公正な経済圏を広げるという日本の立場を伝え、関係国の協力を呼びかけることにしています。
今回の協定では、日本から輸出する自動車部品や鉄鋼製品、家電などの工業製品は、91.5%で関税が撤廃される一方、日本への輸入では、コメや牛肉・豚肉、乳製品など、重要5項目は関税の撤廃や引き下げの対象から外れる見通しです。
8年前に交渉が始まったRCEPは、日本にとっては、最大の貿易相手国・中国や、3番目の韓国と結ぶ初めてのEPA=経済連携協定となります。
日本を含む参加国としては、関税の撤廃や引き下げにより、アジア太平洋地域での貿易や投資の拡大につなげたい考えです。
そして、アジア太平洋地域での自由貿易圏の構築を目指す、RCEP=東アジア地域包括的経済連携について正式に合意する運びで、その後、署名式が行われます。
菅総理大臣は、首脳会議で、今回、署名を見送るインドの将来の参加も含めて、自由で公正な経済圏を広げるという日本の立場を伝え、関係国の協力を呼びかけることにしています。
今回の協定では、日本から輸出する自動車部品や鉄鋼製品、家電などの工業製品は、91.5%で関税が撤廃される一方、日本への輸入では、コメや牛肉・豚肉、乳製品など、重要5項目は関税の撤廃や引き下げの対象から外れる見通しです。
8年前に交渉が始まったRCEPは、日本にとっては、最大の貿易相手国・中国や、3番目の韓国と結ぶ初めてのEPA=経済連携協定となります。
日本を含む参加国としては、関税の撤廃や引き下げにより、アジア太平洋地域での貿易や投資の拡大につなげたい考えです。

ソース:NHK ニュース