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厚労省麻薬取締部が密輸経由地 香港に職員常駐 各国と連携強化
2020-11-15 14:17:31

違法薬物の密輸が急増する中、情報収集を強化するため厚生労働省麻薬取締部が職員の海外赴任をスタートさせ、香港に常駐させていることがわかりました。香港に職員を派遣している各国の捜査機関との連携を深めるのが主なねらいです。
日本国内に流通している覚醒剤などの違法薬物はほとんどが海外から密輸されたもので、去年は密輸に関わったとして過去最も多い600人近くが検挙されています。
密輸の対策が重要な課題となる中、厚生労働省麻薬取締部が職員の海外赴任をスタートさせ、領事として去年から香港に常駐させていることが厚生労働省などへの取材でわかりました。
香港は世界各地に密輸される違法薬物の経由地になっているとされ、アメリカやオーストラリアなど10か国以上の捜査機関が職員を常駐させています。
こうした各国の捜査機関や香港の当局と連携を深め、情報交換などを通じて、日本への密輸に関わる最新の情報を得ていくことが主なねらいだということです。
日本では、ここ数年、大型の密輸事件が相次いで摘発されているにもかかわらず、覚醒剤の末端の密売価格が大きく変わっていないことから、摘発を逃れた大量の覚醒剤が密輸され続けているおそれがあります。
厚生労働省麻薬取締部は海外での情報収集を強化し、密輸の対策を進めることにしています。
密輸の対策が重要な課題となる中、厚生労働省麻薬取締部が職員の海外赴任をスタートさせ、領事として去年から香港に常駐させていることが厚生労働省などへの取材でわかりました。
香港は世界各地に密輸される違法薬物の経由地になっているとされ、アメリカやオーストラリアなど10か国以上の捜査機関が職員を常駐させています。
こうした各国の捜査機関や香港の当局と連携を深め、情報交換などを通じて、日本への密輸に関わる最新の情報を得ていくことが主なねらいだということです。
日本では、ここ数年、大型の密輸事件が相次いで摘発されているにもかかわらず、覚醒剤の末端の密売価格が大きく変わっていないことから、摘発を逃れた大量の覚醒剤が密輸され続けているおそれがあります。
厚生労働省麻薬取締部は海外での情報収集を強化し、密輸の対策を進めることにしています。
ソース:NHK ニュース