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第一生命 89歳の元女性社員 顧客から19億詐取で弁護団結成
2020-11-17 09:24:32

生命保険大手「第一生命」の89歳の元女性社員が、顧客から19億円余りをだまし取ったとされる問題で、17日に被害者を支援する弁護団が結成され、被害者への全額の弁償を会社側に求める方針を明らかにしました。

「第一生命」の山口県周南市の拠点に在籍していた89歳の元女性社員は、架空の取り引きを顧客に持ちかけ、金をだまし取ったとされ、被害にあった顧客は少なくとも24人、被害額は合わせて19億5100万円に上っています。
この問題で、被害者を支援する弁護団が17日に結成され、都内で開かれた記者会見には、元社員に預けた5000万円の返還を求めて裁判を起こしている40代の女性も同席しました。
女性は「元社員は、自分がトップセールスで特別な肩書があることを強調しており、第一生命のような大企業が称号を与えるような人なので、信頼できると思った。なぜ、このような罪を犯したのか、動機や資金の使途など、真実を明らかにしてほしい」と訴えました。
そして、弁護団の山口広弁護士は「3年前に不審な点があると指摘があったにもかかわらず、対策を取らなかった」などとして、第一生命に対し、被害者への全額の弁償を求める方針を明らかにしました。
弁護団は、電話やメールによる窓口を設け、被害者からの相談を受け付けることにしています。
専用の相談窓口の電話番号は 03-3359-0613
山口県の弁護士への問い合わせ先は 080-2798-1684
メールアドレスは「daiichiseimei@higaibengodan.com」となっています。
この問題で、被害者を支援する弁護団が17日に結成され、都内で開かれた記者会見には、元社員に預けた5000万円の返還を求めて裁判を起こしている40代の女性も同席しました。
女性は「元社員は、自分がトップセールスで特別な肩書があることを強調しており、第一生命のような大企業が称号を与えるような人なので、信頼できると思った。なぜ、このような罪を犯したのか、動機や資金の使途など、真実を明らかにしてほしい」と訴えました。
そして、弁護団の山口広弁護士は「3年前に不審な点があると指摘があったにもかかわらず、対策を取らなかった」などとして、第一生命に対し、被害者への全額の弁償を求める方針を明らかにしました。
弁護団は、電話やメールによる窓口を設け、被害者からの相談を受け付けることにしています。
専用の相談窓口の電話番号は 03-3359-0613
山口県の弁護士への問い合わせ先は 080-2798-1684
メールアドレスは「daiichiseimei@higaibengodan.com」となっています。
第一生命「被害者への対応について検討を」
第一生命は「引き続き全容解明に向けて、警察の捜査に協力しつつ、被害者の方への対応について検討していきたい」とコメントしています。
ソース:NHK ニュース