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台風26号が“スーパー台風”に 最大風速60メートル
2018-10-25 06:42:32

台風26号は日本のはるか南で急速に発達し、中心付近の最大風速が60メートルのいわゆる「スーパー台風」となりました。来週にかけて西寄りに進む見込みで、今後の気象情報に注意が必要です。
気象庁の観測によりますと、台風26号はマリアナ諸島付近を西寄りに進みながら急速に発達し、25日正午の時点で中心の気圧は905ヘクトパスカルと猛烈な勢力になっています。中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルと、ことし発生した台風の中では最も勢力が強まって、いわゆる「スーパー台風」となりました。
台風はこのあとも西寄りに進み、来週半ばごろには非常に強い勢力でフィリピン付近へ進むと予想されています。進路によっては、沖縄県の先島諸島などの海上で波が高くなるおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
台風のメカニズムに詳しい横浜国立大学の筆保弘徳准教授によりますと、今回の台風は、深くまで海水温が高い領域を比較的ゆっくりと移動したため急速に発達したとみられるということです。
筆保准教授は、「この海域は専門家からは魔の海域と呼ばれ台風が発達しやすい場所だ。台風はかなり風が強く、沿岸では高潮のおそれもあるので、進路にあたるフィリピンなどでは早めの対策が必要だ」と話しています。
台風はこのあとも西寄りに進み、来週半ばごろには非常に強い勢力でフィリピン付近へ進むと予想されています。進路によっては、沖縄県の先島諸島などの海上で波が高くなるおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
台風のメカニズムに詳しい横浜国立大学の筆保弘徳准教授によりますと、今回の台風は、深くまで海水温が高い領域を比較的ゆっくりと移動したため急速に発達したとみられるということです。
筆保准教授は、「この海域は専門家からは魔の海域と呼ばれ台風が発達しやすい場所だ。台風はかなり風が強く、沿岸では高潮のおそれもあるので、進路にあたるフィリピンなどでは早めの対策が必要だ」と話しています。
ソース:NHK ニュース