News
Show Furigana

エンジェルス 大谷おおやしょうたいら ホームラン競争きょうそう 熱戦ねっせんすえ 1回戦かいせん敗退はいたい

2021-07-13 03:46:08

avatar
大リーグだいり-ぐ、オールスターゲームのホームラン競争きょうそうにエンジェルスの大谷おおやしょうひら選手せんしゅ日本にっぽん選手せんしゅはじめて出場しゅつじょうし、1回戦かいせんやぶれましたが、延長えんちょうせん繰り返くりかえ熱戦ねっせん球場きゅうじょうかせました。
ことしの大リーグだいり-ぐのオールスターゲームは、2ねんぶりにロッキーズの本拠地ほんきょち、コロラドしゅうデンバーで開催かいさいされ、12にち前日ぜんじつ恒例こうれいのホームラン競争きょうそうおこなわれました。

ホームランおうあらそ独走どくそうし、投打とうだ二刀流にとうりゅう活躍かつやくする大谷おおや選手せんしゅは、大リーグだいり-ぐ屈指くっし強打きょうだしゃ8にんがトーナメント形式けいしききそホームラン競争きょうそう日本にっぽん選手せんしゅはじめて出場しゅつじょうし、開始かいしまえ選手せんしゅ紹介しょうかい壇上だんじょうがると、スタジアムにめかけたファンからひときわおおきな歓声かんせいがあがりました。

大谷おおや選手せんしゅは1回戦かいせん最後さいご登場とうじょうしましたが、先攻せんこうのナショナルズの若手わかてスラッガー、ソト選手せんしゅが4分間ふんかんで22ほんったのに対にたいして、はじめはたか弾道だんどう打球だきゅうばせずくるしみ、途中とちゅうで45秒間びょうかん休憩きゅうけいったさいには、高校こうこう先輩せんぱいでマリナーズの菊池きくちつよしぼし投手とうしゅがドリンクをってけつけました。

大谷おおや選手せんしゅは、その後そのごペースをあげて最初さいしょの3分間ふんかんで16ほん、144.7メートル以上いじょうのホームランをって獲得かくとくしたボーナスタイムの1分間ふんかんで6ほんって、ソト選手せんしゅなら延長えんちょうせんとなりました。

1分間ふんかんおこなわれた延長えんちょうせんは、2にんとも6ほんずつで決着けっちゃくがつかず、さい延長えんちょうとなり、1にん3かいのスイングであらそった結果けっか先攻せんこうのソト選手せんしゅが3スイングともホームランをったのに対にたい大谷おおや選手せんしゅ最初さいしょのスイングでホームランをてず、28たい31で1回戦かいせん敗退はいたいとなりました。

優勝ゆうしょうはメッツのアロンゾ選手せんしゅで、1回戦かいせん今回こんかい最多さいたの35ほんち、準決勝じゅんけっしょうは、大谷おおや選手せんしゅったソト選手せんしゅを16たい15でやぶり、決勝けっしょうは、オリオールズのマンシーニ選手せんしゅに23たい22で競り勝せりかちました。

アロンゾ選手せんしゅは2019ねん前回ぜんかいつづき2連覇れんぱです。翌日よくじつの13にちはオールスターゲームおこなわれ、大谷おおや選手せんしゅ史上しじょうはじめて投打とうだ二刀流にとうりゅう出場しゅつじょうします。

大谷おおやつかれたけどたのしめた」

2かい延長えんちょうせんすえ、1回戦かいせんやぶれた大谷おおや選手せんしゅ直後ちょくごインタビューで「つかれました。延長えんちょう延長えんちょうだったのでなかなかないことだとおもいますが、最後さいごの30びょうがすごくながくてすごくつかれました」といきはずませながらはなしました。

そして雰囲気ふんいきもすごくたのしめたし、いい経験けいけんになりました。てなかったけど、ていたほう雰囲気ふんいきだけでもたのしんでくれたらうれしいです」とはじめて出場しゅつじょうしたホームラン競争きょうそうたのしんだ様子ようすでした。

大谷おおや選手せんしゅ翌日よくじつのオールスターゲーム史上しじょうはつ投打とうだ二刀流にとうりゅう出場しゅつじょうすることになっていて「これからやすんであしたにそなえたい。あしたは試合しあいなので、そこけて頑張がんばりたい」とはなしていました。

会場かいじょう標高ひょうこうやく1600め-とる高地こうち 距離きょり150め-とるちょうのホームランがなんほん

これまでのホームラン競争きょうそうでの最長さいちょう距離きょりは、2002ねん当時とうじカブスのサミー・ソーサさんマークした159.7メートルで、映像えいぞう解析かいせきおこなスタットキャストが2015ねん導入どうにゅうされて以降いこうは2017ねんにヤンキースのジャッジ選手せんしゅがマークした156.3メートルでした。

ことしのホームラン競争きょうそうでは、1回戦かいせん地元じもと・ロッキーズのストーリー選手せんしゅが157.8メートルマークしてジャッジ選手せんしゅ記録きろく更新こうしんすると、メッツのアロンゾ選手せんしゅも156.6メートルをマークしました。

そして大谷おおや選手せんしゅと1回戦かいせん対戦たいせんしたナショナルズのソト選手せんしゅが158.5メートル特大とくだいアーチでストーリー選手せんしゅ記録きろく更新こうしんしました。

注目ちゅうもく大谷おおや選手せんしゅは1回戦かいせん延長えんちょうせんすえにソト選手せんしゅやぶれましたが、ジャッジ選手せんしゅなら156.3メートルおおきなたりち、持ち味もちあじせました。

ことしの会場かいじょうとなっているコロラドしゅうデンバーのクアーズフィールドは、標高ひょうこうおよそ1600メートル高地こうちにあり、気圧きあつひく空気くうき抵抗ていこうおさえられるため打球だきゅう距離きょりびる球場きゅうじょうとしてられていて、そうした条件じょうけんにも後押あとおされ、かく選手せんしゅ持ち前もちまえのパワーを存分ぞんぶん発揮はっきする展開てんかいとなりました。
ソース:NHK ニュース