ひとり親しん家庭かてい ７なな割わりがコロナで収入しゅうにゅう減げん 支援しえん充実じゅうじつ求もとめる

ひとり親しん家庭かていの支援しえん団体だんたいがホームページ上じょうでアンケートを行おこなったところ、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで収入しゅうにゅうが減へった家庭かていが7割わり近ちかくに上のぼったことが分わかりました。団体だんたいは経済けいざい的てきに困窮こんきゅうする家庭かていが増ふえているとして、支援しえんの充実じゅうじつを求もとめています。

アンケートは、ひとり親おやの交流こうりゅう活動かつどうなどを行おこなっている「ひとり親おや支援しえん協会きょうかい」がホームページ上じょうで行おこない、会員かいいんなど1292人にんのひとり親おやから回答かいとうを得えました。

それによりますと、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで67.1％の人ひとが収入しゅうにゅうが、去年きょねんより減へった、もしくは減へる見込みこみだと答こたえました。また86.3％の人ひとが支出ししゅつが増ふえたと答こたえました。

記述きじゅつ欄らんには「子こどもが家いえにいて食費しょくひや光熱こうねつ費ひがかかる」「イベント関係かんけいの仕事しごとなので収入しゅうにゅうがほぼなくなった。マスクなどは高額こうがくでも購入こうにゅうするしかなく支出ししゅつが増ふえた」などという声こえが寄よせられました。

団体だんたいはオンラインで会見かいけんを開ひらき、国くにの支援しえん策さくに盛り込もりこまれたひとり親おや家庭かていへの給付きゅうふ金きんは収入しゅうにゅうなど受給じゅきゅうの要件ようけんが厳きびし過すぎるとして、支援しえんの充実じゅうじつを求もとめました。

今井いまい智洋ともひろ代表だいひょう理事りじは「給付きゅうふ金きんの対象たいしょうから漏もれてしまうひとり親おやも多おおく、生活せいかつ苦くの声こえが届とどいている」と訴うったえました。

またアンケートに答こたえた40代だいのひとり親おやの男性だんせいは「経営けいえいする会社かいしゃの売り上うりあげが10分ぶんの1まで減へった月つきもあり、取引とりひき先さきへの支払しはらいを待まってもらうなどしてなんとか生活せいかつを維持いじしています。安定あんていしているように見みえてもひとり親おや世帯せたいはもろいものです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース