“仏ふつのスパイダーマン”親子おやこで挑戦ちょうせん…命綱いのちづななしビル登のぼり

　スペインのバルセロナで、通行人つうこうにんらが見上みあげる先さきにあるのは、高たかさ144メートルの高層こうそうビルです。
　その壁かべを2人ふたりの男性だんせいが、命綱いのちづななしの素手すでで登のぼっています。
　軽かるやかに登のぼるのは、“フランスのスパイダーマン”の異名いみょうを持もつ、アラン・ロベールさん（60）。
　その隣となりでぎこちなく手足てあしを動うごかすのは、34歳さいの息子むすこ・ジュリアン・ロベールさんです。
　息子むすこのジュリアンさんにとっては、これが初はじめてのビル登のぼり。親子おやこでビルに登のぼるのは、初はじめてです。
　しかし、そんなことを感かんじさせないほど軽快けいかいに登のぼり進すすめる2人ふたり。そして、ついに、父親ちちおやに遅おくれることなく、見事みごと2人ふたりで頂上ちょうじょうに到着とうちゃくしました。
　1時間じかんもかからず登のぼり切きり、頂上ちょうじょうからの景色けしきを堪能たんのうしました。

ソース：NHK ニュース