ノルドストリームでガス漏もれ　ロシアが爆発物ばくはつぶつか　専門家分析せんもんかぶんせき

　ロシアとヨーロッパをつなぐ天然てんねんガスのパイプライン「ノルドストリーム」からガスが漏もれている問題もんだいで、イギリスの軍事専門家ぐんじせんもんかはロシア側がわが建設時けんせつじに爆発物ばくはつぶつを仕掛しかけていた可能性かのうせいなどを指摘してきしています。
　ロンドン大学戦争学部だいがくせんそうがくぶ、マイケル・クラーク教授きょうじゅ：「3つの可能性かのうせいが考かんがえられています。水中すいちゅうドローンが爆発物ばくはつぶつを運はこんだか、すでに建設時けんせつじに設置せっちされていたか。（パイプ内ないを通とおる）メンテナンスロボットが爆発物ばくはつぶつを運はこんだ可能性かのうせいです」
　バルト海かいを通とおるノルドストリームは先月せんげつ26日にち、ガス漏もれが4カ所しょで確認かくにんされました。
　ロシアとアメリカなどの西側諸国にしがわしょこくは、双方そうほうの破壊工作はかいこうさくだと主張しゅちょうしています。
　イギリスの軍事専門家ぐんじせんもんかは「ガス漏もれの発生場所はっせいばしょはロシア企業きぎょうが建設けんせつを担当たんとうしていて、ロシア側がわが建設時けんせつじに爆発物ばくはつぶつを仕掛しかけた可能性かのうせい」を有力ゆうりょくな仮説かせつの一ひとつに挙あげています。
　ノルドストリームは一部いちぶでガス漏もれが続つづいていることから、調査ちょうさが難航なんこうしています。

ソース：NHK ニュース