ノーベル平和賞へいわしょう 拘束こうそくのベラルーシ人権活動家じんけんかつどうかと2団体だんたい

　今年ことしのノーベル平和賞へいわしょうが発表はっぴょうされ、ベラルーシの人権活動家じんけんかつどうかアレス・ビアリアツキ氏しとウクライナとロシアの2つの人権団体じんけんだんたいが選えらばれました。
　ノルウェーのノーベル賞委員会しょういいんかいは7日なのか、今年ことしの平和賞へいわしょうをベラルーシの人権活動家じんけんかつどうかアレス・ビアリアツキ氏しとウクライナの人権団体じんけんだんたい「市民自由しみんじゆうセンター」、そして、ロシアの人権団体じんけんだんたい「メモリアル」の2つの組織そしきに送おくると発表はっぴょうしました。
　受賞理由じゅしょうりゆうについて、権力けんりょくの乱用らんようや人権侵害じんけんしんがいなどの戦争犯罪せんそうはんざいを記録きろくしてきた功績こうせきを挙あげ、権力けんりょくを批判ひはんして市民しみんの基本的人権きほんてきじんけんを守まもる取とり組くみを長年続ながねんつづけてきたと説明せつめいしました。
　ビアリアツキ氏しはベラルーシの人権活動家じんけんかつどうかで、2020年以降ねんいこう、裁判さいばんを受うけることなく、拘束こうそくされ続つづけています。
　1975年ねんにノーベル平和賞へいわしょうを受賞じゅしょうしたアンドレイ・サハロフ博士はかせも創設そうせつに携たずさわっています。

ソース：NHK ニュース