レース中ちゅうの事故じこでライダー死亡しぼう、２２歳さい　５人にんに臓器提供ぞうきていきょう

オランダのレーシングライダー、ビクター・ステーマンさんが、ポルトガルのレースで負おったけがのために死亡しぼうしました。２２歳さいでした。国際こくさいモーターサイクリズム連盟れんめい（ＦＩＭ）が１１日にちに発表はっぴょうしました。

ＦＩＭの発表はっぴょうによると、ステーマンさんは、スーパースポーツ３００世界選手権せかいせんしゅけん（ＷＳＳＰ３００）のレース中ちゅう、クラッシュに巻まき込こまれました。

ステーマンさんはすぐに現場げんばで応急手当おうきゅうてあてを受うけ、ヘリコプターで病院びょういんに運はこばれましたが、このけがのために亡なくなりました。

遺族いぞくはＦＩＭを通つうじ、「レーサーの親おやとして常つねに恐おそれていたことが起おきた」「ビクターはこの最後さいごのレースに勝利しょうりできなかった」との談話だんわを発表はっぴょうしました。「私わたしたちのヒーローが自みずからの死しを通つうじ、臓器提供ぞうきていきょうによって５人にんの命いのちを救すくったことを誇ほこりに思おもう」と述のべ、ステーマンさんの臓器ぞうきが５人にんに提供ていきょうされたことを明あきらかにしました。

ソース：NHK ニュース